ソックヤーンの柄を合わせようとしたら、結び目に出会ってしまった件
ブログのアクセス解析を見ていると、
「ソックヤーン 柄合わせ」
っていうキーワードで検索してたどり着いてくださる方が連日複数あります。
そこで、私なりの方法を紹介したいと思います。
…単に目次的機能を使ってみたかっただけという説もwww。
大前提(そんなん知ってるわい、という方は華麗にスルーしてください)
ソックヤーンっていうのは靴下を編むのに適した毛糸のことです。
特徴としては丈夫であることと、洗濯機で(比較的)ガシガシ洗えるっていうことが挙げられます。
編み進めるとこんなキレイな段染めの模様が現れるのもソックヤーンの特徴の一つ(もちろん単色のソックヤーンもあります)。
この写真を見ていただくと、左右の靴下のストライプの柄がそろっています。
これ、最初からこういう風になっているわけではありません。
編み始める前に、1玉の毛糸を半分に分けなければなりません。
で、当然のことではありますが、分ける前に、編み始めのスタート地点を同じところに持って来れば、左右で柄のあった靴下が完成するわけです。
あ、もちろん柄を合わせなくてもかわいい靴下になりますよ。
準備するもの
今回使った毛糸と道具はこれ。
毛糸はイオンにある手芸店、パンドラハウスのソックヤーンです。
一般的なソックヤーンは50gか100gが多いのですが、この糸は1玉80g。
(ぴったり80g、とっても優秀)
ただし、柄を合わせようと思ったらきっちり半分に分けるのは難しいです。
そもそも糸によってはストライプのピッチが長くて柄合わせできないものもあります。
あとはキッチンスケールと、どんなものでもよいのでマーカーを1つ、それから玉巻き器。
玉巻き器がない場合は、こんな動画も参考にしてください。
【編み物】毛糸のほどき方と巻き方(もつれない・中心から糸を出す)
糸端を引っ張り出します
玉になっている毛糸から糸端を探します。
当然のことですが、糸端は玉の端と中にあります。
どちらから出してもいいと思うんですが、わたしは中から出す派。
毛糸玉の左右の両端から指を入れて、もしゃっと毛糸を取り出し、端っこを探します。
少しもつれている状態でこの「もしゃっと」が出てくると思うので、そこは根気よくほどいてください。
糸端に出会えたら見失わないようにマーカーを結びます。
糸端の探し方はマルティナさんもYouTubeにアップしてはりますね。
Opal毛糸の端の出し方
マルティナさん、かなりもっしゃり出してはりますねwww。
しかも戻してるし…なんだかかわいい。
玉から糸を手繰り出します
続いて、マーカーつけた糸端から次の色に変わるくらいのところまでをわかるようにしておいて、玉の中から糸を出していきます。
出した糸はできるだけそっと積んでいってください。
先ほど紹介した「もつれない糸の巻き方」の動画ではバケツや洗面器を使ってらっしゃいます。
私は普通に床の上に出してますが、動画の解説同様、出てきた糸のカタマリにはできるだけ触らないようにします。
玉から出した糸をどんどん上に上に置いていくので、もつれるかも…と思われますが、下手に触らない限りほぼほぼ大丈夫です。
ただし、一度もつれてしまうと結構大変で涙目になること請け合いなので、出てきたラーメンのような糸のカタマリには下手に触れない、これ大事です。
わたしはいつもは糸の玉をキッチンスケールに乗せて計量しながら糸を出していきます。
こんな感じです。
途中で結び目に出会ったら…
ソックヤーンの柄合わせをしていて絶対に出会いたくないもの…それは結び目です。
毛糸はその製造工程(巻き取る段階なのかな??)で、結び目ができることがあります。
巻いている途中で糸が足りなくなったら、糸を継ぎ足します。
その段階でできるのが結び目かな。
つまり、段染の毛糸の場合、せっかく柄を合わせていてもそこからは柄合わせなんてやっても無駄よと編み物のカミサマがのたまう訳なんです。
で、今回。
機嫌よく糸を手繰りだしていたのですが…
出会ってしまいました、結び目。
ここで選択肢は2つ。
1つはもはや柄合わせをあきらめること。
大丈夫です、あきらめてもかわいい靴下は完成します。
もう一つは結び目の部分から再度柄合わせをスタートさせること。
今回は、結び目が早い段階で見つかったのでこちらを選択しました。
色の変わるところを探して糸を切ります
色の変化を確認しながら、だいたい半分くらいの重さが残るくらいまで糸を引っ張り出します。
最初に出した糸端と同じような色の変化をしているところを探します(最初の段階で、糸端から初めて色が変わるタイミングを見つけておくと探しやすいです)。
こんな感じ。
色の変化するところに出会ったら、そのまま糸端を合わせて、糸を切り、糸巻き器で巻き取ります。
これで完成。
完成した糸の玉は、ジップロックに糸の帯と一緒に入れて靴下編みスタート。
こんな感じ。
靴下を編むための作業の中でも、なかなか楽しいものの1つだと、個人的には思っています。
やってみようと思う方、ぜひチャレンジしてみてください。
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