ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

“木村至(通称“Q太郎”)生誕40年を祝う会”@KYOTO MUSE

 
あけて、2011年9月5日。
この日はKYOTO MUSEでのライヴに参加してきました。



フラカンのローディー、Q太郎さんの40歳のお誕生日を祝おうというイベント。
つまり、主役はバンドでなく、スタッフ。
何ともステキでゆるいイベントです。
ワタシがQ太郎さんを初めて観たのはハイロウズのライヴに行った時。
当時の彼はまだ20代で、今より育ってなくて(笑)、モヒカンもピンピン立ってたっけ。
ハイロウズのライヴ会場で、
「GO!モヒカン!!GO!」
のコールが起こってたのが懐かしい。
そして、クロマニヨンズになってQ太郎さんの姿を見なくなって、なんかさみしいなぁって思ってたら、2007年のotodamaの会場で(しかもCoccoちゃんのセッティングで!!)再会←勝手に思ってるだけだけどさ。
いやぁ、今思い出してもあんときの喜びと興奮と言ったら。
で、フラカンのライヴも行くようになって、今や私にとってはQ太郎さんと言えばフラカン、になってます。

ま、そんなことは置いといて。
ただのローディーのお誕生日をわざわざ京都で祝う、そんなイベントに集まったタダモノではない人たちと、タダモノではないローディーさんの記録です(笑)。


当日は18時半会場。
ということで、定時までガッツリ働いて、文字通りの定時ダッシュをかまして市バスにライドオン。
四条を目指します。
どうでもいいけど、MUSEの前の焼肉屋さんのジングル(っていうの??)ライヴ中も頭の中をグルグルグルグル回るんですけど(笑)。
会場前にはすでに人がたくさん集まってたんですが、その中にヘンタイの友たちを発見、おしゃべりしながら開場を待ちました。

MUSEの入り口にはいつものカンバン?のほかにQ太郎さんの写真?が飾ってあって、
こんな感じ。
バラが1輪だけ生けてあって、微妙なものさみしさが…(笑)。
あとでようこ姉さんが、
生前葬か結婚式か」
みたいなこと言ってたけど、まさにその通り(笑)。

この日の出演者は、
<祝宴>フラワーカンパニーズ / POLYSICS
<祝辞 / 祝品贈呈など> うつみようこ / 栗本ヒロコ / クハラカズユキ
こんな感じ。
なんて豪華な(笑)。

ちょっと押しで開演、まずは、ようこ姉さんとヒロTが登場しての前説?でライヴはスタート。
「今日のメインは転換です」
ってようこ姉さん。
で、ヒロTによるQ太郎さんの略歴紹介があって、POLYSICSが登場します。
のっけから
「Q太郎、お誕生日おめでトイス!!」
でテンション高しのハヤシ(笑)。
そして、フミちゃんがとってもかわいい。
「あくまで主役は彼なんで、私たちは刺身で言ったらツマみたいなもんですから」
って言ってました(笑)。
で、Q太郎さんのことを、
「普段着の俺よりミュージシャンっぽい」
って言ってたハヤシがかわいかった。

で、Q太郎さんからのリクエストだってことで、
 


この曲やってくれました。
何でも3人編成になってからライヴでは初めてやったそうです。
で、ホントになんとなくなんだけど、だからきっとたいした理由は無いんだろうけど、個人的には今の彼らの方がワタシは好きだなぁ、って思いました。
すごくいい感じの距離感ができてるなぁって。
で、最後はもちろんダバダバ。
一瞬、モッシュしてる人たちに吸い寄せられそうになったんですが、自重(笑)。
でも、最後尾で最後の最後まで踊り散らかして、ポリシックス終了。

そして、メインディッシュ(笑)の転換。
天井からQ太郎さんの写真が降りてきて、仕事人のテーマが流れたり、オバQのテーマが流れたり。
そして、いちいちQ太郎さんにスポットライトが当たる。
なんだか本人もやりにくそう、でもうれしそうでした。
で、センターでQ太郎さんがギターのセッティングをしてるのが見えたので、ちびっこ、めいっぱい背伸びをしてみる。
お、あれは圭介さんのギターじゃあない!!
しかも、ミスコニのグリーンのドラムをQちゃんがたたいてセッティングしてる!!
ってことは…ようこ姉さんがが歌うぞ!!!!!

「スイマセン、ちょっとだけ歌います」
で始まった、ヨコロコ…じゃあなくって、ヨコヨコ。
「Q太郎ってプロレスラーっぽいよね」
ってようこ姉さんの言葉から、いきなりツェッペリンのカバーで移民の歌。
かっこえぇぇぇぇ、どうしよう、かっこよすぎる!!
ようこ姉さんの歌声は、迫力があるんだけど、なんていうかすごく落ち着きます。
そして、それに見事に絡まるほかの3人の音。
鍵盤なしで聴いたのは初めてだったんですが、いつもとはちょっと違った迫力がありました。
また観たいよぉ!!
って思ってたら。
11月にニートビーツ×ヨコロコ×フラカン磔磔であるそうで。
「お笑いグループとお笑いグループとお笑いグループやな」
って姉さんがゆうてはりました。
コレは万障繰り合わせて行かないと♪

Q太郎さんのことは、
「ちょっと変わった子やなぁって思ってたけど、気が付いたらおった」
みたいなことを言ってはりました。
普通、ローディーさんっていうのは、バンドの方から、来てくださいってお願いするもんなんだそうで。
そりゃそうよねぇ。
だけど、Q太郎さんは、ツアーに出るときに気が付いたらいてて、気が付いたら車の運転とかしてくれてたそうで。
「いい子だよ、めっちゃ飯食うけどな」
だって。

最後は、
「Q太郎から9月5日空いてますかって聞かれて、空いているよって答えたら、この曲歌いに来てくださいって言われて」
って、この曲。



とても素敵だった、カッコよかった。
もちろんオリジナルもステキなんですが、なんたってようこ姉さんの英語の発音のキレイなこと。
後で前さんが、
「ようこちゃんは外国人枠だからね」
みたいなこと言ってましたが、ホントにそのとおり♪

で、また「やりにくそうな」転換をはさんで、フラカンがいつものSEでスタート。
オープニングナンバーはなんと裸の大将。
出だしのところを、
♪赤毛のモヒカン40歳 赤毛のモヒカン40歳 しっかりしろよ~
♪赤毛のモヒカン40歳 赤毛のモヒカン40歳 食べ過ぎ注意~
♪赤毛のモヒカン40歳 赤毛のモヒカン40歳 貯金もしろよ~
♪赤毛のモヒカン40歳 赤毛のモヒカン40歳 嫁さん探す~
みたいな感じに替え歌で。
フロアはこれでかなり盛り上がっちゃって、そのままの流れでロックンロールスターダストが始まったんですが、
「あ、あれ??盛り下がっちゃった???」
って圭介さん。
そんなこと無いよ、最後尾でちゃんと盛り上がってまっせ(笑)。

で、Q太郎さんからのリクエスト曲は、
「5年に1回…いや10年に1回ぐらいしかやらない曲」
って、メーター振り切れ。
もちろん、ワタシはライヴで聴くのは初めて。
やっぱり圭介さんあんまり歌えてなくって、終わってから
「30分40分の尺でやる曲じゃあないよね。
今日フラカン初めて見るって人もたくさんいるだろうに、何で俺たちの250曲くらいある中の244番目ぐらいの曲をやるんだろう、勇気あるよな」
って前さんがゆうてました。
「でも、やってて楽しいよ、何が楽しいってこの曲、竹安のあ~~~って声から始まるんだ」
やって、受けた(笑)。

「俺たちハタチ族」に収録されてるこの曲、ちょうどQ太郎さんがフラカンと一緒にツアー回り始めたころの曲なんだそうで。
「このころQ太郎カラダ半分ぐらいだったよな」
「みんなが餌付けするからだよ、で、Q太郎もサービス精神旺盛だからかまぼこの一気食いとかしちゃうんだよ」
何でもQ太郎さん、ういろうを縦にして一気食いするんだそうで。
1本半食べて、
「前さん、限界ですわ」
って…当たり前だよ!!(笑)
他にもベーコンとか1本食いするって言ってたかなぁ。
健康のためにもそれはちょっと控えたほうが(笑)。

「otodamaが残念なことになっちゃったから、今日はotodamaをそのまま持ち込みます!!」
って言ってた圭介さん。
でも、この日もかなりしゃべってました(笑)。
それでも、
「これ、otodamaでやろうとしてたんだよ」
で始まった東京タワーで涙腺が崩壊。
横を見ると友達の涙腺も崩壊してて、なんだかおかしくなりました。
「otodamaがないと、フラワーカンパニーズ2011年の夏は終わらないから」
って圭介さん。
あとで前さんも、
「今年は残念なことになっちゃったけど、その分来年があるから。
呼んでもらえなくても絶対行くから」
って言ってくれてて、ホントにうれしくなった。

アンコールは全員登場してのヨサホイ。
ヒロTのヨサホイがほんっとにかわいかったです(笑)。
前さんからは久々にヨーデル登場。
腹筋がちぎれるかと思った(笑)。

で、ヨサホイの合間にプレゼントの贈呈。
ヒロTが京野菜の詰め合わせ、ポリからはレイバン(怖くなるくらい似合っててビビりました)、フラカンメンバーからは三田のハムの詰め合わせ(生で食べられるベーコンイン)、そしてようこ姉さんからはパイナップル(Q太郎さんがバレー部だったかららしい)、そしてQちゃんからはメロンだったかなぁ。
まぁ見事にみんな食べ物ばっかり(笑)。



そこからケーキ登場のくだりにかけて、だんだん圭介さんが凶悪になってきて笑えました。
やっぱり自分が主役じゃあないとダメなんだ(笑)。
そういえば、前さんのお誕生日が旭川でのライヴの日。
そして、今年の年末恒例磔磔の日はミスコニのお誕生日。
今から12月の磔磔が楽しみです。

さて次回。
その週の日曜日。
京都会館でのBEGINのコンサートに両親と一緒に参加です(笑)。
どうなることやらガクガクブルブル♪