ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

フラワーカンパニーズワンマンツアー”ハッピーエンド2012-2013“―真秋の大爆発2012―@東京渋谷公会堂

JUGEMテーマ:LIVE! LIVE! LIVE!

2012年10月21日、日曜日。
フラカンのライヴにはあるまじき(失礼!)すばらしい好天に恵まれたこの日。
渋谷公会堂へ行ってきました。



フラカンにとっては13年ぶりとなる渋谷公会堂でのワンマン。

行きはこだま、帰りは深夜高速バス「生きててよかった」号w、帰京してそのまま仕事。
社会人としていろんなものが崩壊している、そんな気がしますw。




この日は朝10時過ぎのこだまで品川に向かいまして。
ワタシが乗ってたのより1時間遅く着くこだまに乗ってきたお友達(ちなみに彼女はビートモーターズを下北沢で観るために上京)と品川駅で待ち合わせ。
関西人同士なのに品川で待ち合わせ。
なんかおかしい。

友達と合流後、モビーおすすめの喫茶店に行ってまいりました。
場所は戸越銀座。
レトロな駅!商店街!

 

ナゾの看板とかがいっぱいあって。
あ、この商店街、ワンワン王国でした。

 
(絶対旨いよね、この洋食屋さんww)

そんな商店街を抜けて、武蔵小山の駅の方へ。
またまた出現した商店街の外れ?に目指す喫茶店はありました。

 

なんでもここのホットケーキが絶品なんだそうで。
だもんでワタシはホットケーキを、友達はナポリタンをオーダー。

 

わけわけして食べたんだけど、どっちも美味しかったー。
特にホットケーキは生地がしっかりしてて、ちょうどいい甘さで、えも言われぬ満腹感w。



ところで。
この日のフラカンのライヴは何と17時開演。
だもんであんまりゆっくりしていられず、お店を後にして、原宿へ。
この時点で時間的に結構ギリギリ?だったのでちょっと焦りつつ、原宿の駅からは早歩きで会場である渋谷公会堂を目指しました。
この日の国立競技場はなんとドリカム。
そりゃー行く道に機材トラックいっぱい止まってるわけだわw。
axにも人がいっぱい吸い込まれておりましたが、誰のライヴかわからず、家に帰って調べてみたら、鈴村健一さんっていう声優さん?のライヴだったらしいです。

そんな中なんとか無事に会場に到着、友達とも合流、席について開演を待ちました。
この日の席はなんと3列目。
しかもセンターブロックでして。
座席表で見てたらかなり竹安さんよりかなって思ってたけど、実際にはライヴハウスでのセットみたいにぎゅっと中央に集まった形でセッティングがされてて、ほぼドセンター。
そんなこんなでテンション上がりましてw。
開演を待ってる間、
「1曲目がなにかなぁ」
って話をしてました。
で、ツアーのオープニングでもあるし、アルバムの1曲目でもある「また明日」じゃあないかなぁってコトで意見が一致。
だって、あの曲のイントロのギターの入り、まさにオープニングにふさわしいなぁって思ったんですもの。

そして、約20分押しで開演。
前さんの衣装が…衣装が…。
アルバムのジャケットと同じ白シャツにベスト、黒の中折れ!!
ステキすぎる!!
この日の衣装のことは、また後ほどMCに絡めて書きたいと思いますww。
オープニングはまさかの「はぐれ者賛歌」、そしてその後はワタシの大好きなベースの音から「脳内百景」!!
ホールにいるんだけど、何となくいつものライヴハウスで観てるような、そんな気になるオープニングでした。

それにしても圭介さんがホントにゴキゲンで。
渋谷公会堂は13年振りです。
13年間を空けてまたワンマンするってそうそうないよ。
C.C.レモンホールだったら13年振りって言えなかったから、戻ってよかった」
みたいな事をめっちゃ嬉しそうに言ってた。

それにしてもホールって音の響き方が違いますね。
ライヴハウスでは聞きなれた曲や圭介さんの話し声が膨らんで聴こえます。
で、MCもいつもの早口(失礼!)だから音が響いて聞き取りづらくて。
「鈴木くん、もうちょっとゆっくりしゃべった方がいいよ
ちゃんと自分の声モニターしてね」
って前さんから言われてました。
で、その後で前さんも、
「オレも早口なんだけどね」
って。

さて、衣装の話。
この日の衣装は、前さんが前述の通り白シャツ+ベスト+中折れ。
圭介さんもアルバムのジャケットと同じピンストライプのシャツ。
対して竹安さんがグレーの長袖リブTシャツ、ミスコニが青のつなぎ。
どうも、圭介さんと前さんはアルバムのジャケットの衣装でライヴをしようと決めてたらしいんですがそのあたりの連絡が上手くいってないのか…的なことをゆうてはりました。
で、竹安さんの衣装のことを、
「竹安、普段のほうがもうちょっとキレイな格好してるよ」
とか、
「駱駝みたいなシャツ」
ヒートテックみたい」
とか、まぁ言いたい放題w。
そしたらメンバー紹介のときに竹安さんの紹介が終わってミスコニに移った途端に竹安さんが小走りにステージから走り去って。
しばらくして戻ってきた竹安さん、アルバムジャケットで着てたシャツに着替えてました。
コレにはみんなバカ受けw。
Q太郎さんが文字通り笑い転げてて、ホントに面白かった。
…っていうか、持ってきてるんやーんwww!!!
それにしても、シャツのボタンを止めながら出てきた竹安さんの鎖骨と胸骨のムダにエロかったコトww。
そして走り去る竹安さんに向かって圭介さんと前さんが、
「ごめん、竹安!!」
って謝り続けてた件と、ミスコニが紹介されてしゃべってるのにみんな竹安さんの心配してたっていう…w。
やっぱりこのヒトうっかり面白いところ持って行きますわ。
あと、ミスコニのモヒカン、この日はなんとメッシュが入ってまして。
最初照明の加減かと何回も見直してしまいましたww。
その髪型のことを、前さん
クラッシュギャルズみたい」
だってwww。
で、そこから圭介さんが
「まぁ、髪の毛で冒険できるのはコニシくらいだからね」
っていう話になり、
「俺たちには今の髪型をキープするか、スキンヘッドにするくらいしか選択肢がないから」
そしたら前さんが、
「オレなんて帽子を替えるくらいしかできないぞ」
ってwww。
コニシさん、いっそのことシミさんばりにいろいろやってみたらどうかしらww。

アンコールのときもまたまた衣装の話になって。
竹安さん、
「シャツとシャツでかぶっちゃわないかと思って」
それに対して圭介さんが、
「なに、オレがかすむと思っちゃってるわけ??」
みたいなムダな絡みかたをしてて吹きそうになりましたw。
あと、前さんが正装(ハダカオーバーオール)なって登場。
「オレはあのベストのインのシャツがないくらいがちょうどいい、あの脇がスースーする感じがね」
とかゆうてたかな。
で、アンコールのときにツアーのTシャツに着替えてきた竹安さんを、
「またお色直しか」
とかいじってたにもかかわらず、ダブルアンコールでは前さんもTシャツに着替えてたというww。

MCの話はまだまだいろいろあったけど(なんたって約2時間半!!フォー爆かww)。
ライヴではじめて聴いた新曲たちがどれもすばらしかった。
たとえようのない緊張感も伝わってきたし、事実つまづいたトコロもあって。
カンペをガン見して歌ってる曲もあったし(なのに歌詞を間違えるというww)。
だけど、どの曲からもこれからのツアーでまたいろんな風に変化していくんだろうなぁって、そんなワクワクを感じることができました。

個人的には、中盤の「SO LIFE」からMCをはさんで、
「僕がギターを覚え始めたころに作った曲です」
って紹介された「孤高のヒーロー」、それから「ロックンロール」への流れが、なんていうか1つにお話がつながったドラマを見ているような気がして、忘れられない。

それに、初めてバンドセットで聴いた「旅待ち」も良かったし、久しぶりにライヴで聴けた「感情7号線」もすばらしかった。
それから、「また明日」からの「エンドロール」。
「どこへも行くな」そして、「今すぐ、君に、会いに行く」
照明が思いのほか明るくて(ステージに近かったから?)、恥ずかしいと思いながらも泣いてしまい。

それでも終盤は踊り散らかして本編が終了。
アンコールを経てのダブルアンコール、「夜明け」がすばらしかった。
4人が向かい合って演奏するところ、ホントにいつ見ても胸の奥がぎゅうぅぅぅぅっってなる。
13年前はこの曲に合わせて、町の風景の写真を流しながらライヴをしたらしい。
「でも、よく考えたらお客さんは、俺たちが演奏するのを観に来てるんだもんね、町並みなんか見せられたってしょうがないよね」
みたいな事を前さんが言ってました。
その言葉どおり、今回のライヴはホントにシンプルで何の仕掛けもなくて。
ただただ現在のフラカンを観て、感じることができて。
コレが何の幕を開けることになるのかはわからないけれど、今回のアルバムとそのツアーのスタートラインにメンバーと一緒に立つことができた、そのことに感謝したいなぁって思ったわけで。

あと、序盤のMCで圭介さんが、
「今日、ライヴで初めてやる曲もいっぱいあります。
だから、ブログに結構重たい感じで書いちゃったけど、ぜんぜんそんな深刻な感じじゃあないで、気楽に最後まで楽しんでいってください」
って言ってたのが印象的でした。
前さんも、
「前回ここでやったのが本当に今ひとつだったから、もうここでやるのはちょっとなぁって思ってた。
それがまたできて、今のところ大成功だから嬉しい」
って。
13年前のフラカンをワタシは知りません。
そのときを知ってる人たちを少しうらやましく思ったりすることもないわけじゃあないけれど。
ただ、もし、知ってたとしても、その当時の私にフラカンが響いてたかはわからない。
13年前も、10年前も5年前も、1年前だって全部ひっくるめた今の彼らがワタシの胸に響くのだと思います。



最後にこの日のアリガトウを。
まずは、こんな悪魔のささやきに乗ってくれたお友達に。
来てくれたことに、そして何より何より楽しんでくれたことに、ホントに感謝したいです。
そして、フラワーカンパニーズに。
アンコールも終わって、ステージからはけるときに、
「ツアー、行ってきます!!」
って前さんが力強く言ってました。
行ってらっしゃい!!
そして、自分が行くそれぞれの地で、あなた達に会えることをとてもとても楽しみにしています。

さて、次回。
この週の金曜日。
タワーレコードNU茶屋町店でのフラカンインストアイベントに参加です。
・・・やっと追いついたww。


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20121021フラワーカンパニーズ渋谷公会堂セットリスト

はぐれ者賛歌
脳内百景
切符
煮込んでロック
人生GOES ON
空想無宿
なれのはて
SOLIFE
孤高のヒーロー
ロックンロール
深夜高速
旅待ち
感情7号線
この胸の中だけ
また明日
エンドロール
終わらないツアー
ヌードコアロックンロール
チェスト
恋をしましょう

(アンコール)
元少年の歌
真冬の盆踊り

(ダブルアンコール)
夜明け
サヨナラBABY