アイデン&ティティ

JUGEMテーマ：邦画

銀杏BOYZの峯田くん主演の映画です。
原作は「うんぱっぱ」のみうらじゅん。

違和感を感じながらバンドブームに流されている、中島。
彼の所属するバンドはブームに文字通りちょこんと乗っかった、いわゆる「一発屋」。
自分たちが歌いたい歌＝人気のある歌ではないことのジレンマに悩む彼の元に、ボブ・ディランの姿をしたロックの神様？が突然現れます。
ブームに踊らされ、ブームを作り出す大人たちに振り回されて、悩み苦しみもがくダメ人男、中島の姿を峯田くんが切なく、青臭く、でもどこかおかしく演じていてとても好感が持てました。
彼が所属しているバンドのメンバーは中村獅道や大森南朗。
そのほかにも、三上寛が出演していたり、音楽をエンケンが担当していたり・・・ある意味豪華な映画です。

それから、この映画では、麻生久美子が中島の恋人役で出演しています。
ねらいすまされている感はあるのですが、彼女の言葉の一つ一つが観る人のいろんな部分に染み入る映画だと思います。
音楽を愛する心、人を愛する心・・・。
彼女はこの映画にとって紛れもない、「マザー」なのです。

最後に。
この映画がきっかけで峯田くんに興味を持ちまして。
ウィキってみたんですが・・・、衝撃の一文が出てきました。
タイプするのも恥ずかしいので、以下、コピペします（笑）。

2008年12月24日、銀杏BOYZとして出演した、オナニーマシーンのイノマーとの共同企画「童貞たちのクリスマスイブ2008」にて、男性ファンに男性器を噛まれ、泣く。

・・・噛む方も噛む方だよ。

アイデン＆ティティ【DVD・邦画ドラマ】 価格：1,313円（税込、送料別）