ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

怒髪天「LIVE LIFE LINE TOUR」@滋賀U★STONE


 

会場にカンバンが出てなくて、代わり?このポスターがずらりと貼られていたので、コレを。
4人とも表情がとてもステキな写真でした。
・・・でも、ごめんよ王子、あなただけチリバツ光っております。

というわけで。
2011年5月26日。
滋賀U★STONEでの怒髪天のライヴに参加してまいりました。
シミさんの優しい笑顔にココロを撃ち抜かれ、そして、生きよう、生きなきゃいけない、そう無条件に思えたライヴの記録です。

※以下、ネタばれを含みます。
ツアーが終わったら気にしないんですが、おイヤな方はスルーしてくださいませ。
仕事は半休をいただきまして、友達と京都駅でお茶をして、石山に向かいます。
ワタシ:「今月13本行くうちの11本目が今日なんだよ」
友:「私、16本ですよ」
上には上がいるわけで。
なんだかわかんないけど、ちょっとホッとする(笑)。
今月3回目のU★STONE、「滋賀に行きます」って言ったら、「遠いでしょ」ってたいてい言われるけど、どっこい京都から15分でいけるんです。
JR経由なら磔磔に行くより早く着くかも。

結構のんびりしてから京都を出発したのに、石山に着いたらまだまだ時間的には余裕が。
とりあえずコインロッカーに荷物を放り込んで、会場へ。
整理番号は70番台。
そんなによくも無いけど悪くも無いので番号どおりに会場入り。
シミさんがわの3列目くらいの隅っこにスタンバイして、開演を待ちました。
押されたりすることも無く、ガッツリしっかり兄ぃとシミさんをガン観。
…あれ、王子と坂さんは??
王子はワタシの身長ではあまり観えず…
坂さんに関してはあんまり意識して観てた記憶はないのに、なんだか色々と記憶に残ってるという…。
なんていうの、気配?(笑)

客入れのSEがステキ。
ヒロミゴーとかチェッカーズとかドラゴンボールZとか。
なんだか楽しくてウキウキしてしまいます。
思わず唄っちゃったよ、ジュリアに傷心(笑)。
で、坂さんの
「3つほど注意事項を言いますから」
って言いながら実際は2つしか注意事項のない前説を経て、開演。

去年のOTODAMAの楽しくて楽しくて仕方なかったステージぶりの怒髪天
しかも、ワンマン。
兄ぃも、
「なんせワンマンですからね、後に控えてる人もいないのでたっぷりゆっくりやろうと思います」
的なことを言ってましたな。
「平日だよ?滋賀だよ?仕事どうしたんだよ、みんな?」
で、フロアからテンション高そうな、
「辞めてきた!!」
って声がとんで爆笑。
「いや~、辞めたらダメだよ、ちゃんと働いてお金稼いで、また来てもらわなきゃあ」
とか言ってたな。

あと、坂さんに
「何かヒトコトないですかね」
って振って、
「ここから見ると初めてお会いするフレッシュなお顔が見えて、うれしいです」
それに対して、
「こんなこと言ってますけどね、坂詰さん目が悪いんで、ぼんやりした影しか見えてませんよ」
だって。

まだまだ序盤なのに、汗だくの兄ぃ。
髪型が使用前使用後みたいに早くもなっていて。
「もうね、坊主にしてカツラかぶりましょうかね。
出てきてちょっとやって櫛投げて、あとは横に置いとくの」
・・・想像して一瞬吹きました。

アツイ、アツイを連発してた兄ぃ。
曲とMCの合間にはうずくまって動けなくなることもあったり。
唄ってる兄ぃの顔がどんどんどんどん赤く赤くなっていく。
まるで命を削って唄ってるかのような彼の姿に、文字通り心を撃たれました。
そして、シミさんの優しい笑顔。
ホントにいい顔してベース弾きますよね、このヒト。

中盤、武蔵野流星号から、五月の雨。
ちょうどこの日は雨模様だったから、なんだかズキズキした。
その後の星に願いを。
後ろを向いて天を指差す兄ぃの手と肩が震えてるような気がして、ちょっと泣きそうになった。

「俺たちにはコレしかないんだから」っていうMCから、
NO MUSIC NO LIFEへ。
うわぁぁぁぁっ!!てなりました。
そして、本編締めは、ニッポン ラブ ファイターズ。
坂さんが日本戦士って書いた旗を振る。
振りながらステージ横の花道を通って2階席へ。
当然フロアは盛り上がるんだけど、その間にメンバーが退場、坂さんも大あわてで退場、っていうコントみたいなオチで本編終了。

そしてアンコール。
坂さんが1人で登場。
いきなりドラムをたたいて唄いだす。
「♪Don't Let Me どはつて~ん、Don't Let Me どはつて~ん」
って。
で、シミさん、王子、兄ぃの順に紹介。
そして自分の紹介を忘れる坂さん、カワイイ(笑)。
「3人組でしたっけ??」
って兄ぃに突っ込まれて、不服そうな(笑)上目遣いで兄ぃを見あげる坂さん、萌えます。

アンコールは酒爆でスタート。
ヘベレ・ケレレ・ヨー、オトナノススメって、がつんがつんに踊ってはしゃいであっという間に終了。
ダブルアンコール。
「もう、酸欠でフラフラなんだけど、今、渡せるうちに渡すから、これだけ渡したらもう機材車に乗って奈良に行くだけになるから、重いけど持って帰ってくれ」
って、ド真ん中節、あぁ来た、最後の最後にトドメをさされた。
あげたこぶしが降ろせなくなった。
で、くっちゃくっちゃの顔を拭けなくなった(笑)。
そしてホントに最後のコトバ、
「また会うときまで、元気で生きてくれ」
ダメだ、涙腺崩壊。

終演後、物販でそのともしびをてがかりにのCDを購入、マクドナルドでバンゴハン食べて帰途に着きました。



暑くて熱い怒髪天のライヴ。
暑苦しくて青臭くて、コトバが胸にずんずん響いてきて。
今、私には「生きづらいなぁ」って思うことはあっても、「生きたくない」と思うような重いものは何も無いけれど。
文字通りイノチを絞りだすようにして唄う兄ぃの姿に、無条件に
「もっと一生懸命生きたい、もっと一生懸命生きなきゃいけない」
そう思ったライヴでした。