ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

東日本大震災復興支援チャリティーイベント『CITY LIGHTS 』@十三ファンダンゴ

 
6月最初のライヴは、震災のチャリティーイベントです。
風邪が治りきってないのに、チャリティーイベントだってことと、ずっと楽しみにしてたイベントだってことで行ってきました。

 

開場は17時。
それに合わせて仕事は時間休を取得して十三へ。
1,000円でこのメンツが見れて、しかも全額募金できて…ってこれは行くしかないでしょ。

ぼちぼち開演という時間になって、片山くんが一人でステージへ。
「今日、来てくれたやさしい人たち、ありがとうございます!!
サプライズ、ってインフォメーションしてたけど、サプライズ用意できひんかったから、僕が責任もって穴を埋めます」
で、片山くんの弾き語りでイベントスタート。
3月のライヴで聴いて号泣してしまった、
「地球最期の朝がきて」
そして、清志郎さんのカバーで、トランジスタラジオ。
終わったとこで、
「…清志郎さんのTシャツ着てるからこの曲やったのに…」
って上からボタンダウンのシャツ着てボタン全部閉めてるからわからんやん(笑)。
なんだか中途半端にTシャツを見せてから
「いいことばかりはありゃしない」
清志郎さんとはまた違った、セクシーな歌い方。
キュンとしてしまいました。

続いて、ザ・ドクロズ
まぁかわいらしい女子ばかりの6人編成。
いくら女子でも6人も並ぶとファンダンゴのステージ、せまいね。
ボーカルさんがえらい姉御肌で、男前な感じ。
鍵盤がちょっと不思議女子な感じで。
かわいこちゃんばかりのバンドでした♪
「みんなでご飯とか行った時にミユキ(ギター担当のベッピンさん)がそんなガリガリやのに、お金ないからゴハン食べませんって言ってパンのみみとか食べてるの見たら、私500円出すわ」
「…っていうかそんなんみんな500円ずつ出すわ」
「そやろ、そんなん見てられんやろ、今日はそういうイベントやねん。
見てられん状態の人たちにお金を送ろうっていうのが今日のイベントやねん」
って、ちょっと言葉はきついけど、うまくこのイベントのことを説明してました(笑)。

続いて、クリトリック・リス。
なんやインパクトのある名前のバンドやなぁって思ってたけど、バンドやなかったのね。
おいちゃん一人なのね。
おいちゃんパンツいっちょで、股間が光ってるのね。
しかもなんか変なテンションなのね。
しかもめっちゃセクハラな歌詞なのね。
そうか、おいちゃんの存在そのものがセクハラなのね。
でも聞いてるとちょっと切なくなるんだね、不思議だ(笑)。

そして騒音寺
この日のなべさんは、黒のキラッキラ。
ワタシははじめてみました。
これにゼブラ柄のタオル。
何てカッコイイの!!!!!!
珍しくヒールはいてたのに踊りまくり。
騒音寺、ニューアルバムが出るそうです。
8月の末に先行で、9月4日に全国発売。
ダイナマイトソウルって、タイトル聞いただけでみんなタワレコに行っちゃうってくらいいいアルバムなんだそうで。
今から楽しみにしてますよ♪

「Life is Beautiful」歌う前に、
「震災があってからずっと封印してた曲。
さすがにこれをやるのは不道徳なんじゃあないかと自分でも思ってた。
僕はそのあたり真鍋君とは違ってデリシャスにできてるから」
…ってデリケートの間違いじゃないですか??(笑)
それに、アルバムの告知のくだりで、
ニートビーツ大好きな人たち、騒音字はコンスタントにCDも出してますよ。
ライヴでやる曲もコンスタントに変えてます」
みたいにニートビーツに対抗心??燃やしてた気がします(笑)。

ラストの乱調秋田音頭では、募金箱を持ってフロアを回るなべさん。
「無理して募金はするな」
「みんな国のこと考えて、いろんな情報あるけど自分の頭で考えて判断して、行動して欲しいです」
「10円でも、1円でもいいで、1億3千万人が1円ずつ出したら1億3千万円やから」
みたいなこと言ってた。
ホントにその通りだと思う。
そんなこんなで体調悪いのにガッツリ踊って騒音寺終了。

騒音寺→片山ブレイカーズの転換SEがスクービーでテンションあがる。
周りの目も気にせずに友達と、
「いぇい、いぇい」
やっちゃった。
あぁ、楽しかった♪

そして最後は片山ブレイカーズ
弾き語りの時とは全然違う雰囲気で、すっごい攻撃的で、どや顔の片山くん。
カッコいいよ、キュンキュンしちゃうよ。
ヒールで踊ってるのがもどかしくなって、途中でクツを脱いで隅っこへ。
とたんに視界が低くなって片山くんが見えなくなる(笑)。
まぁいいや、踊るで♪

「大した告知もしてへんのにほんまにたくさん来てくれてありがとう。
音楽やることがものすごく無力だなぁって思う何ヶ月間だった。
でも、それは違ってて、音楽には夢や希望がいっぱいやった。
喰うもんに困って、飯が食えなくなったら、おれは音楽を喰って生きていこうと思います。
音楽と一緒に生きていこうと思います」

阪神大震災のとき、チャリティーイベントとかやってるやつ見て何うかれとんねんって本気で思ってました。
ガキやったから、何も知らんかったから。
でも、今、何にも知らんとそんなこと考えるもんやないなって思います。
だってこうやってやったら金払ってこんなに集まってくれるんやから。」
そこから、キョート・トリッパーへ。
まだ、このバンドの曲をそんなにたくさん知ってるわけじゃあないけど、この曲大好き!!
無条件で跳べて踊れる。
やっぱりカッコいい!!!!!

アンコール前にのどの痛みが限界になってきたので、後方へドリンク買いに行きましたら。
募金箱の横になべさんがいたので、すかさず??募金。
なべさんに握手してもらって元いた場所に戻る。
アンコールはじまった時にワタシの周りでは軽くモッシュがおきまして。
ピンヒールのお姉さんに素足を踏まれてしまいまして。
そこからあまりの痛みにちょっと記憶が…(笑)
ちなみに今踏まれた足はこんな感じ↓



足の厚みが右足×1.2倍くらいになってます。
たのしかったからいいんだけどね、ピンヒールでモッシュはやめてね、お願いやから。
グキっていってアナタの足が悲しいことになるだけならいいんだけど、他人の足も悲しいことになるかもしれないんですのよ。
…明日何はいて出勤しよう、こりゃしばらくパンプス無理だな(笑)。
歩くのに支障はないからいいんだけどね。

で、終演後。
まずは夙川BOYSのフリーマーケットで、シンノスケさんから缶バッヂと生写真を購入。
ここでの収益も全部義捐金になるそうです。



なべさんに、
「来週、ソウルフラワーとの対バン、行きます」
ってお伝えして。
「中川さんの眼に撃ち殺されないように気をつけます」
って言ったらなべさん大爆笑。
「そうそう、目つき悪いし歌ってる歌も社会的な歌が多いから怖そうだけど、めっちゃいい人なんだよ」
って教えてくれました。
そりゃそうだ、いい人じゃあなかったらあんな歌詞書けないよ。
あと、圭介さんと前さんとは実家がとっても近いらしい。
学区が一緒で、けっこうつるんでたそうです。
ということは、自称29歳の実年齢がちょっと想像ついてきた感じ??(笑)

片山くんにも、
「来月のビートモーターズとの対バン、行きます」
ってお伝えして。
片山くん、ビートモかなりお気に入りみたいで。
「あーゆー感じ、好きなんですよ」
だって、なんだか好きなバンドの人がワタシも好きなバンドが好きって言ってくれてうれしい♪
「片山もビートモも大好きなんでルンルンでチケット取りました」
って言ったら、
「そういう人珍しいよ」
って言われました。
相当雑食だと思われたらしく(笑)。
ま、いいや。

この日のアリガトウ。
このイベントが行われたことに。
たくさんの人が集まったことに。
そしてこのイベントの会場である、十三ファンダンゴに。
それから、すてきなライヴを見せてくれたすべてのバンドに。
いろんな人にありがとう、って言いたくなる一夜でした。
本当にアリガトウ。

さて、次回。
6月11日土曜日。
京都磔磔でのモンゴル800のライヴに参加です。
彼らを観るのは昨年のOTODAMA以来。
ガッツリわっしょい行ってきます♪