ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

怒髪天「LIVE LIFE LINE TOUR」@心斎橋BIG CAT


2011年7月1日。
下半期最初のライヴは怒髪天のワンマン。
正直言うと、5月に2日連続で行ったので、大猫はあきらめようと思ってまして。
もういいよねって自分に言い聞かせてたんですが、やっぱり間際になるとどうしても行きたくなってりまして。
でも、チケットが手に入らず、ホントに諦めかけてたところに、マイミクさんからチケットを譲っていただけて、土壇場に参加を決めました。



結果。
行って良かった、今回のツアーの中で自分の中ではイチバンでした。
チケット譲ってくれたあべべさん、ホントにありがとうございました。

※以下、多少のネタばれを含みます。
おイヤな方はスルーしてくださいませ。

仕事は午後休、心斎橋で友達と待ち合わせ。
せっかくなので、セールを冷やかし、セールになっていないものを買ってしまったワタシはやっぱりダメな子です(笑)。
ROSE BUDに入ったのが運のつきでした。
先日の日記にも書いたCAPITAL RADIO×ROSE BUD×RAMONESの別柄に運命的な出会い。



京都大作戦に行った時にCAPITALさんのブースでこの柄のフツーのTシャツ買おうと思ってたんですが、それはやめにして、こっちをお買い上げ。
という訳で京都大作戦では何も買えません(笑)。

そんなこんなでややゆっくり目に会場入り。
シミさん側の後方、階段の辺りを陣取って、開演を待ちました。
待ってる間にいろんな友達に会えてうれしい♪
前日の真心ブラザーズのライヴでの萌えポイント(くるぶしと足首とノドボトケね)を報告して、
「萌えるポイントそこですか??」
ってたしなめられるワタシはやっぱりヘンタイです(笑)。

ほぼ定刻に坂さんの前説から開演。
以下、ワタシがちびっこのため、視覚によるレポはほとんどございません。
聴覚に頼り切ったレポとなりますのでご了承くださいませ(笑)。
出だしの3曲はこれまでの3会場と一緒。
次はたぶんこれが来るってわかってるのに、なぜか最初っから涙腺ゆるすぎて。
兄ぃの、「よく来た!!」って聞いただけで、目の奥が熱くなる。

兄ぃは前日、「FM802×ライジングサン+俺」のイベントにゲストとして参加してきたそうで。
怒髪天のライジングでのライヴ映像を10年分ダイジェストで上映したそうなんですが、坂さんがどんどん膨らんで行ってて…って話になって。
「97キロあったのにね、太ってないっていってたんだよ」
とか言ってたかな。
他のメンバーに大阪でどっか行った??って話になって、シミさんは、
「友達と飲みに行って神座行ってきた」
「それって歌舞伎町にもあるよね??」
王子は、
「友達の店へ…衣装作ってもらってるんですよ」
最後に坂さん、
「僕はファミリマート行ってきた」
って!!!!(笑)。
兄ぃの返しがまた絶妙で、
「あぁ、ファミリーマートは心斎橋に1件しかありませんからね、東京とかで見たことないからね」
だって(笑)。

中盤、武蔵野流星号から旅路、そして、優しい雨からそのともしびをてがかりに。
この流れで涙腺が崩壊。
いつもおんなじとこで崩壊するんだよなぁ、ワタシの涙腺。
わかってるのに止められない、自分の涙、それからゆるすぎる涙腺(笑)。

ドンマイビートの出だし、
「大阪、ビッグキャッツ…いや、ビッグキャット~」
ってまちがえる坂さんがカワイイ。
「毎日学校や会社でとても大変な人ばっかりが今日は集まってる。
大変じゃあない人はこんなとこに着てない、別のものが好き。
そんな俺たちと同類の君たちは少なくとも週に3回はやっちまった~ってことがあるはず。」
そこから前日の映画館での失敗談を交えて、ドンマイビート。
この曲で踊るのは楽しすぎる。
ライヴに行きすぎてる自分にも、セールでプロパーのお洋服買っちゃう自分にも、どんな自分にも、ドンマイ!!!!

そしてそして、
NO MUSIC NO LIFE!!!!
この曲をライヴで聞くと自分の頭の中でプチンという音が聞こえます。
一瞬、前線に突入しそうになったのですが、ワタシの前にいたのがカップルさんで、しかもあんまり動いてなくて、しかも殿方の方がかなりのデカオさんで壁になってて…で、自制(笑)。
あとで一緒にいた友達に聞いたら、
「おんなじポイントですわ、突っ込んでいきたくなるの」
だって(笑)。
気が合う友がいて嬉しいです♪

そこから本編ラストは、やっぱりニッポンラブファイターズ。
今回は旗は登場したけど、特に凝った演出はなく。
最後はみんなでコーラスして締めとなりました。

そしてアンコール。
いつも通り坂さんが登場、この時に会場から、
「さか様~!!!!」
って声が飛んでて吹きました。
で、坂さんいきなり、
「ヴェェェ、ヴェェェェェ」
って。
なに???なに???って思ってたら。
「♪ヴェェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェ~」
って


今回のメンバー紹介は、T.Rexの20th Century boy
出だしのギター2音まで歌った坂さん、ステキだ。
ステキなんだけど、全然歌えてなくて、サビのとこも全く歌えずでみんなで、
「♪ヴェェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェ~」
の大合唱(笑)。
いつもと同じでシミさんから紹介したんだけど、この曲ベースが全然目立たないので、シミさんを紹介した後も、
「♪ヴェェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェ~」
を繰り返す坂さん、カワイイ。
王子紹介後もギターの入りのタイミングがうまくいかなかったのか、
「♪ヴェェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェヴェ~」
をまたまた繰り返す坂さん(笑)。
後方にいたにも関わらず、周囲のおとなしめな方々をしり目に一緒に大笑いしながら歌って盛り上がってたのはワタシと友達の一団でございます。
兄ぃから、
「マジでひどいよ、今回のツアーの中で最悪だよ」
「せめてね、歌える歌にしてよ」
ってダメ出しされた時の表情、ワタシのいた位置からは見えなかったけど、想像つきます。
ぜったい怒られたうちのワンコみたいな顔してたはず(笑)。

アンコールの1曲目は、真夏のキリギリス、そして、酒爆。
この曲はテンションあがりますわ。
兄ぃと一緒にお酒を飲んでるキモチになれます。
そして、兄ぃの
「オモシロイ時間だよ!!もっと前に来い!!!!」
の声に誘われて、友達と手に手を取り合って(笑)前方へ突入。
最終的にはシミさん前の4列目くらいまで到達してのオトナノススメ。
この移動距離は自己最高記録かもしれません(笑)。
そして、今回もシミさんの優しい笑顔をガッツリ堪能。
楽しすぎて楽しすぎて、脳みそが耳から出そうでした。
ラストは兄ぃが、
「全員、しゃがめ!!しゃがめ!!」
って全員でジャンプをして締め♪

そしてダブルアンコール。
シミさんが、
「もっと、一緒にいたいよ!!!!」
って言ってくれました。
その後ちょっと泣いてるみたいに見えたんだけど、気のせいかなぁ。
そしてその後を引き取っての王子、
「ライヴの前の日とかによく失敗する夢を観るんですが、今回はなぜかこの会場の裏で山菜取りをしていて、出番に遅れてめちゃくちゃ怒られるって夢を観たんで、今日どうかなぁって思ってたんですが、上手く出来てよかったです」
…って、ある意味この日一番面白いネタでした(笑)。

打ち上げは出ないから、その分の力込めて歌う。
いろんなことがいっぱいあって、夢じゃないかと思うけど、やなこともいっぱいあるけど、でも夢じゃなくて良かったてこともいっぱいある。
今日という日が夢じゃあないってことを、みんなに感じてもらいたい。
今日は俺らが演奏しただけじゃあなくって、みんなと一緒にここで大暴れしたんだから。。
これからもイロイロ大変なことがあると思うけど、今日のことを思い出してちょっとずつ進んでいってほしい。

こんなMCから最前列にいたごっつい殿方に肩車された兄ぃがフロア中央までやってきての、ド真ん中節。
タイミング良く中央にいて、しかもタイミング良くするするっと移動できたちびっこ、兄ぃのド真ん前で、兄ぃの足と腕を支えてる状態でこの曲が聴けました。
上げた自分の腕がどんどん汗にまみれていく。
兄ぃの汗が腕にも顔にもかかる。
ホントにこの4分間のことはずっと忘れないと思う。
「もっと近づけ、俺の毛穴まで見に来い」
って言った兄ぃ。
フラフラになりながら、倒れそうになりながらそれでも、絞り出すように歌う兄ぃと一緒に号泣しながら一緒に歌う。
そして、最後、支えてた人たちの手をしっかり握りながらステージに戻った兄ぃ。
もちろんワタシの手もしっかり握ってくれて、ホントに嬉しかった。

今日できることは全部やった、渡せるものは全部渡した。
だから、また次、生きて会おう!!
こんな、ド真ん中節のラストから、SEのセバナのところでワタシの涙腺は本格的に崩壊。
今思い出しても泣けるんだから、大したもんです。
また次にこのバンドを観るまで、がんばって生きよう、そう思える濃密な2時間でした。



この日のアリガトウ。
まずはチケットを譲ってくれたマイミクさんに。
そして、会場で一緒に楽しんでくれた友達に。
終演後、一緒に美味しいお酒を飲んで、ヘンタイ友の会を繰りひろげてくださった方々に。
そして何より、とても重くて味の濃いチーズを渡して行ってくれた怒髪天に。
次に観れるのはオトダマかなぁ。
それまでの間、ジェリーみたいにちょっとずつちょっとずつこのチーズをいただこうと思います。

さて次回。
7月7日。
七夕の京都で、片山ブレイカーズ×ビートモーターズ。
雑食のワタシにまさにぴったりな組み合わせ。
雨が降りませんように♪