SA 2015 OPENING UP TOUR<起>@梅田Shangri-La
2015年2本目(KINDAMAを除いて)のライヴは、SA。
もともと興味があったバンドではあったんですが、ライヴに行ったことはなくて。
でも、去年の7月、京都大作戦の舞台で私の度肝を抜いてくれたバンドのパフォーマンスを楽しむために、行ってまいりました。
7時開演のライヴで、でも押してスタートして、それでも9時には終わってたかな。
でもでも、とても濃密な時間でした。
開演ギリギリに入場。
予想はしてたけど皮ジャン率の高さとそれに伴う温度と湿度の上昇にビビりながら、階段状になっているフロアの2段目で開演を待ちました。
入りのSEで肩車、開演と同時にわちゃわちゃになるフロア、それからタイセイさんの
「かかってこんかい!!」
やっぱりかっこいい、まちがいないわ。
さすがにモッシュに参加せず、後ろの方で好きに踊らせていただいてたんですが、汗だくになりました。
序盤のMCでナオキさんが、
「おれ、今年50歳になります。
半世紀ずーっとパンクロックってどないやねん(笑)。
でも、この舞台からずっと降りませんでした」
って言ってたのが印象的でした。
それから、今年7月に日比谷野音でのライブが決定したSE。
「インディーズのころから何回か立った舞台で、いろんなことがあって野音でできなくなって、それでも、このSAで立ちたかった舞台なんです」
って話してて、そのあとのフロアからのひときわ大きなSAコールで、ナオキさんがちょっと感極まったように見えたのは私だけかしら。
タイセイさんも、
「みんなで美しい景色を見て、笑い、歌い、そして酒を呑みたい」
って言ってました。
それから、関西に来たら、友達でもないのにフロアのお客さんと会話ができて、それがうれしいって言ってたかな。
で、
「なにも毎月来いって言ってるんじゃない、1年に1回の事だから、ぜひ来てほしい。
尼崎出身のナオキがいる俺らを、関西からみんなで観に来ないわけにはいかないでしょう!」
ってやや武道館決まった時の増子さんみたいでしたwww。
終盤、この曲で視界が緩んだ。
京都大作戦の時にも思ったことだけど、いい年をこいたおっさんたちが、説教臭いMCひとつすることもなく、ただただ魂に響くパンクロックをかき鳴らす、その光景はとてもとても美しくて、意味もなく涙が出るのです。
その美しさを感じ、一緒に泣いたり笑ったりできる自分を、幸せだと、そう感じます。