ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

ゴッホの靴下を編みました その2

2足目のゴッホさんはこちら。

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選んだのは「星月夜」です。

脳裏に思い描いていたこの絵のイメージはもっと暗い色合いの少し禍々しいものだったのですが、この糸からはもっと柔らかい色合いが感じられます。

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ほんの少しだけ見えるオレンジのような色がとてもきれい。

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空の色とその下に見える街の風景とのバランスも絶妙です。

毛糸を染めるもとになった絵はコチラ。

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この絵はゴッホが精神病院で療養中に描いた多くの作品の中の1枚。

彼が鉄格子ごしに見ていた風景のコラージュだそうです。

最初、オレンジの部分は街の灯りを表現したものなのかなぁと思っていたのですが、よく見ると星のモチーフの中に確かにオレンジのものもあって、絵に対して持っていた漠然としたイメージを確認したり上書きしたりするいい機会になりました。

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できたものデータ
■使った糸 

Opal ヴァン・ゴッホ5435 星月夜 

■針 addi メタル輪針 US1号(2.5mm)

 

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
68目(片側34目)まで増やして、足底を約17㎝(60段)まで編んでから足底の増し目。

足底を54目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップは表目とすべり目を交互に入れて、ハニカム柄に見えるように。

筒は65段まで編んで、2目1度しながらの伏せ止め。

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ANDYを編んでいます

今、編んでいるものの記録を。

先日、実家のクローゼットの奥から発掘された毛糸が送られてきました。

5年以上前に廃番セールで山のように入手した、ハマナカのソノモノロービングです。
ウェアを編むことなんか夢のまた夢だった当時、安さにつられて?買ったものの、どう使っていいのかわからず…
昨年の引越しの荷造りの時にはその存在すら忘れ去ってしまっていた糸です。

素材は、ウールにアルパカ、麻とラミーまで入っているやや野性味のある感じの糸。
実際編んでいると藁?繊維??が時々出てきます。
ロービングヤーンなので、撚りが甘く、編地はまぁまぁ軽い印象。
玉の状態ではグレーっぽく見えたんですが、編んでみるとブラウン??

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で、20玉あるこの毛糸をどうしてやろうかと考えていましたら、
「そういえばこの糸で編んでいる方の投稿をRavelyで見たことがあるなぁ」
ってふと思って、いきなり編み始めました、Junko OkamotoさんのANDY。

Junkoさんのパターンを編むのは初めて。
彼女がデザインするセーターには緩めのデザインの中に緻密に計算され尽くした美しさがあると思っていて、ずっと編んでみたいと思っていた憧れのデザイナーさんの一人です。

このカーディガンはネックからスタートして、増目をしながらラグランのラインと襟のラインを作っていきます。
個人的にはこの襟のラインが秀逸だと思っていて、パッと見た感じ目立たないんですが、遠くから見ると何とも言えない存在感があります。

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袖と身ごろを分けたら、少しずつ減らし目をしながらボディーのラインを作っていきます。
袖はドルマンスリーブで、たっぷりとした肩口のラインから減目で袖のラインを作ります。
ラグランのラインが大きめなので、袖は短めでも充分。
それから長めのリブがかわいいです。

このカーディガン、丈はロングとショートから選べます。
私は、丈をどちらにするか決めかねていたので、袖分けの後でとりあえず袖を1本編んでみました。

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袖に腕を通してみた印象ではそこまで重い感じではなかったのと、糸をできるだけ使ってしまいたいので、道のりは長いですが、ロングバージョンで編むことに。

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今、10玉めまで編み終わって、身ごろがあと40段くらい、というところまで来ています。

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インにパーカーや厚手のスウェットなんかを着れる、たっぷりしたニットコートのようなカーディガンを目指そうと思います。

ゴッホの靴下を編みました その1

この間、クツシタモ順調?に編んでいるので、ずいぶん飛びますが、最近編んだものを。

https://www.instagram.com/p/B0fDHsQJ5EF/

opal毛糸の中でも大好きなシリーズです。

シリーズ全色持っているのですが、大好きすぎてなかなか使えないこの糸、今回わけあって編むことにしました。

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表3目裏1目のシンプルなリブソックスです。

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優しげな色の変化がとてもステキです。

ちなみに、イメージのもとになった絵はコチラです。

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今回、ゴッホの靴下はあと3足編む予定。

どの糸も楽しんで編もうと思います。

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できたものデータ
■使った糸 

Opal ヴァン・ゴッホ5437 アニエールのレストラン ド・ラ・シレーヌ 

■針 硬質輪針 1号(2.4ミリ)80センチメートル

 

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
64目(片側32目)まで増やして、足底を約15㎝(50段)まで編んでから足底の増し目。

足底を52目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップは表目とすべり目を交互に入れて、ハニカム柄に見えるように。

筒は55段まで編んで、2目1度しながらの伏せ止め。

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お久しぶりです

何気なくブログを開いてびっくりしました。

もうすぐ前回更新してから1年…

これはやばい!!←何がwww

 

ということで、とりあえずこの1年弱の間に私に起こった出来事を書きますとこうなります。

東京に引っ越した⇒編んだ⇒同じ職場の東京の部署で仕事を始めた⇒靴下を編んだ⇒ライブに行った⇒セーターとカーディガンを編んだ⇒入籍した⇒ライブに行った⇒靴下を編んだ…

(以降、何かを編んだとライブに行ったのエンドレス)

…なんとまぁ我ながら自分が好きなことしかしていないwww。

 

という訳で?またぼちぼちと更新していこうと思います。

よろしくお願いいたします。

青い月の靴下です

続いて編んだのは、またもやド定番の毛糸で編むド定番の靴下です。

https://www.instagram.com/p/BjhXIXoHZIr/

これは先日編んだ「バスの窓」と一緒にユザワヤのセールでゲットした糸。 

myblueheaven0106.hateblo.jp

 フンデルトヴァッサーのシリーズの中でも定番中の定番だと思います。

 

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ダークグレーからブルー、グリーンへの色の変化がとても美しい糸です。

このグリーン、少し黄色が混じった霜降りみたいなきれいな色合いで、とても気に入りました。

この靴下は約30センチの足の持ち主のもとへ。

バスの窓で編んだ靴下と日本酒と一緒に新婚さんへのお祝いの品になりました。

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できたものデータ
■使った糸 

Opal フンデルトヴァッサーⅠ1432「青い月」

■針 硬質輪針 1号(2.4ミリ)80センチメートル

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
68目(片側34目)まで増やして、足底を約20㎝(65段)まで編んでから足底の増し目。

足底を54目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップは表目とすべり目を交互に入れて、ゴム編みのように。

筒は40段まで編んで、履き口はねじり1目ゴム編みを18段から2目1度しながらの伏せ止め。

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Liab Socksを編みました

ぜんぜん追いつかない靴下の記録です。

71足目は少し前に編んだアラン模様の靴下のあまりのかわいらしさに目がくらんで??またもやもりもりアランの靴下を編みました。

https://www.instagram.com/p/BiytiqdH3o6/

もうね、なんてかわいらしいの!!

…靴下がね。

編む糸でかなり悩んだんですが、OPAL毛糸の中で20周年を記念したシリーズを持っていたことを思い出して、引っ張り出しました。

勢いに任せて買ったはいいけれど、どんな靴下を編めばいいかわからなくて、2年近くも寝かせていたこの糸、こんな靴下を編めばいいんだわ、気づくの遅いwww。

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筒のリブ編みです。

だんだんと斜めにずれながら増殖していくさまが美しい!!

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かかとの高めのマチも好みです。

そしてなんといっても、

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この斜めに減っていっているつま先。

これほんとにかっこいいしかわいいです。

https://www.instagram.com/p/BidA9aynLNR/

 テキストによると、この模様はアルプス地方手に伝わる伝統的な模様を参考にしてデザインされたんだとか。

Liabという名前にはLOVEという意味も詰まっているんだそうで、だからこんな色が似合う靴下なのかもしれません。

この靴下、これがフルレングスのバージョンで、もう少し未時間バージョンもあります。

機会を見つけてまた編みたいと思います。

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できたものデータ
■使った糸

Opal 20 Jahre Opal

9282 花火

■針 

硬質輪針 1号(2.4ミリ)80センチ

■レシピ

www.ravelry.com

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40代だけどバンドTシャツをバンバン着る女が思うこと

先日、私界隈では軽く炎上したこの記事。

otonasalone.jp

バンドTシャツのくだりで鼻毛が一気に伸びそうになりましたが、それ以外の文章も読んで、思ったことが、

40代ってそんなに着るもの限定されなきゃいけない年代なの???

と、

じゃあ40代に似合うTシャツってどんなんだよ?????

ってこと。

そんな馬鹿な。

 

もちろん正論だって書いてます。

確かに以前に比べたらTシャツが圧倒的に似合わなくなってきている。

それはきっとこの記事に書いてある通り、体形の変化によるものなんだろうと思う。

だからと言って、NGってことはないと思うんです。

この記事では、甘いガーリーなテイストのTシャツ、ビッグシルエットのTシャツ、ユルめのTシャツからはたまた真っ白Tまで、世の中のありとあらゆるTシャツが否定されているような気がします。

かといって、こんなTシャツならいいんじゃないですか、っていう提言は何一つされていない…

私の浅いファッションに対する知識では、ここで否定されている以外のTシャツに思い至ることができません…

そしてそして、その中でも

この人昔バンドマンに貢ぐだけ貢いで捨てられたんじゃないんだろうか

くらいの怨念?を言葉のすみずみから感じる勢いで否定されているのが「ロックTシャツ」。

あまりにも激しいので以下引用します。

アラフォーのファッションで、一番大切なのが清潔感と品。ロックを聴いたり、バンドのファンでいることが悪いと言っているわけではありませんが、上品さや清潔感とは対極の位置にあるロックTシャツは、10代〜せいぜい20代前半までしか許されないアイテムです。精神的に大人になり切れていないのかな、常識がなくて変わった人なのかな、と思われたくなければ、部屋着やパジャマにするのもやめて、こっそり思い出とともにしまうか、断捨離リストへ入れてください。

 …すげえな、私のバンドたちを愛する人格全否定ですwww。 

バンドのファンでいることが悪いと言っているわけではありませんが…ってどんな上から目線やねんwww。

そもそも、文章内で「ロックTシャツ適齢期」とされている10代から20代前半の時期って、ここまでバンドの音楽聴いてなかったし、仮にライブに行ったとしてもTシャツ買う金銭的な余裕なんてなかっただろうし。

コトバは悪いですが、あえて書きます。

馬鹿の一つ覚えのように「清潔感と品」と書いてありますが、私だっていい大人です。

それなりの社会的常識は持っているつもりです。

したがって、清潔感と品が必要な時にはそこに応じた服装をしているつもりです。

そういう服装を求める人に会う時には、できるだけ品のいいお洋服を着て行っているつもりです。

逆に清潔感と品が不要なところ、ライブハウスやフェスに行くときはもちろんバンドTで行っています。

そこに清潔感と品を前面に押し出した格好で行くことは逆にその場の空気を読めていない「イタい人」になってしまうと思うんです(ライブやイベントの雰囲気にもよりますが)。

あとは、家でだるだると編み物をするときなんかもバンドTで過ごしていますし、お互いに音楽が好きなので、相方に会いに行っている時もバンドTやフェスTで過ごしている時間が長いです。

この記事ではそれすら否定されてしまって、

「部屋着やパジャマとしてもNG」

なんて言われた日にゃあ、じゃあ私が山のように持っていて、今回引っ越しの準備にあたって断捨離したけど1枚も捨てられなかったバンドTたちはどうなるんだよ???

ってなってしまいました。

 

ただ、この記事におそらく同年代の女性たちがネット上で激しくかみついていらっしゃって、その点はなんだかほっとしたところでもあります。

これでみんなが

「そうだそうだ40代の女がバンドTなんて着るもんじゃないよ」

ってなってしまってたら…と思うと少し恐ろしい。

みんな好きなものを自分に似合うように着れたらそれでいいのではないかと思うし、その場にあったお洋服を着ればいいと思う。

 

私は40代ですが、バンドTだって着るし、バンドのトートバッグだって持ちます。

そこはご自由に否定していただいても結構です。

確かに体型的には似合わなくなってきているけれど、バンドTはリアルな私を表現するアイデンティティの一つだから、否定されても「失敗してる」って言われても全然かまいません、むしろこの文章の書き手の方からされているような否定であればどどんと受けて立ちます、論破できます。

でも、私たちのような人たちが物販に落とすお金はバンドにとって大事な収入源の1つであるはずなんです。

そこは否定しないでいただきたい。

そんなことを考えつつ荷造りをしている今日この頃なのでした。

…バンドT、断捨離リストに入れたりしないよ!!