フラワーカンパニーズ 47都道府県ワンマンツアー「夢のおかわり2016」@和歌山club GATE
2月から始まって、全国を回ったこのツアーもいよいよファイナル。
ツアーファイナルに和歌山を選んだ理由を、
「この、GATEの店長がフラカンの武道館に行きましょうってことをたくさんつぶやいてくれているのが目に入って・・・」
って言っていた前さん。
そうだね、紀州ロックもねじ込んでもらった感があったもんね。
今回のツアーは、武道館を応援してくれた全国のライブハウスでお礼の意味をこめたワンマンライブをやる、という趣旨のもの。
そんなツアーの初日と最終日、両方とも行けたことがありがたい。
しかも、番号が比較的よかったもので、ベストなポジションを確保して楽しむことが出来ました。
前さんが「1回のツアーで47都道府県ワンマンで回るっていうのは、武道館もう1回やるより難しいかも」って言ってました。
武道館をやりきった直後に、そんなツアーを組んで全国を回ってくれたことにも感謝したい。
そして、そんなツアーのファイナルということだから、きっとすごいスペシャルが飛び出すだろうっていう私の期待を裏切らない、でも、全く予想のできなかったスペシャルっぷりにしてヤられた感が凄まじいライブでした。
印象深かったのはメンバー紹介の時の竹安さんの言葉。
「去年、武道館やらせてもらって、すごくいい経験ができて、その後47都道府県を回るツアーを経験できて…この歳になって新しい経験なんてそうそうできるものではないから、本当に皆さんに感謝したい」
みたいなことを言っていて。
ああ、竹安さんらしい言葉だなぁって思ったし、バンドとしてのフラカンの気持ちをかれがすごく的確に表現しているような気がした。
それから、「夜明け」を歌い終わってからの圭介さんの言葉。
この曲に「何度でもいい、やり直せばいい」ってい歌詞があって、「うん、やり直せる、何回でもやり直せばいいんだ」って自分に再確認するかのように呟いていて。
武道館のとき、全然声が出てなくて、そんな自分がイヤで、だから武道館のDVDはまだ1回しか観てないんだそうです。
でも、この日の圭介さんはすごくすごくいい声が出てて、
「だから、ツアー終わったらやっと笑って観れる気がする」
って言ってて、ものすごく泣けてしまった。
帰りの電車の中で知ったことですが、この日のセトリは武道館でのライブを完全に再現したもので。
それを知ってから、そういえば竹安さんははなっから武道館の時の衣装を着ていたことと、前さんのクリスマスオーバーオール出現の瞬間と、アンコールのヌードコアで銀テープが発射された瞬間まで再現されていたこと(さすがにクラッカーだったけど笑)に思い至って、完全にやられたって思って、電車に揺られながら少し泣いてしまった。
遠かったけど、行って良かった。
本当に最高の「おかわり」でした。
このライブが2016年、私のフラカン納め。
たくさんライブが観れて幸せでした。
この日みたいな私なんかには到底思い至ることのできないようなことを思いついて、実行してくれるこのバンドが私は大好きです。
2017年もたくさん会いに行けますように。
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