すずらんのショール~ブロッキングも楽しかった
さて、また1ヶ月以上放置してしまいました。
三國万里子さんのすずらんのショールの(作成過程に関する)記事はこれが最後。
そんなにつまびらかにもかけていませんねwww。
なんたって最後の最後にやってきた「1目ポロリ事件」なんて、写真を撮る心の余裕もないまま丸3日かけて修復しましたものwww。
それはさておき、編み上げたすずらんを前に次にわたしが思ったことは
「ブロッキングどうしよう…」
でした。
普段編みあがった靴下はぬるま湯にポイしてしぼってソックブロッカーをグイっとはかせて吊るして…っていうなんとも適当な方法でブロッキングしています。
今回はさすがにそんなに適当ではだめだろう、ピンも打ったりとかして、インスタなんかでショールをブロッキングしている方がアップした写真を見て、
「すげぇぇぇぇぇ!大変そう!!!!!」
って思ってた、アレをやらねばならんだろう。
で、皆さんのブログやインスタを徘徊しまくってショールのブロッキングに初挑戦。
ブロッキング前のサイズが約140センチほど。
指定糸で編んだ訳ではないですが、練習あみの時点でほぼほぼゲージサイズどおりにサイズが出ていたので、本に載っていた長辺170センチくらいまでは伸びるだろう…もとい伸ばしたい。
ということで、まずは伸ばす台が必要です。
ピンを打たないと模様編みAの三角形がきれいに出ないので、ピンが打てる素材のもの…サイズが小さければ母のアイロン台でもいいんですが、今回はまぁ無理なので、いい機会だとばかりビート板みたいな素材のプレイマットを購入しました。
100均(セリア)とコーナンを回りましたが、100均のほうがユニットプライス安かったです。
対角線上に長辺がくるように計算して、予備も含めて6セット(12枚)購入。
で、とりあえず広げてみた。
後は模様編みAの三角形の頂点と、模様編みDも上にひっぱったほうがきれいに模様が出るはずなので、長辺にもピンをたくさん打ちたい。
でも、ブロッキング用のピンは持っていないし、わざわざ買うのもちょっと…
で、またまたどなたかのブログに書いてあった髪の毛用のUピンで代用することにしまして、これまた100均でUピンを大量に購入。
ショール本体はほんのちょっとだけだけ柔軟剤を入れたぬるま湯にぽちゃり、30分ほど放置して、少ししぼって、ネットに入れて1回だけ脱水をかけました。
で、マットの上に広げてピンを打ったんですが…これが楽しかった!!!
上手く言い表せないんですが、ほんっとうに楽しくて、寒い部屋で作業していたのに変な汗をかきましたwww。
広げてピンを打ち終わったお姿がこちら。
部屋が冷えていたせいもあるとは思いますが、完全に乾くまで丸3日ほど放置しました。
ブロッキングの後のサイズは約180センチ。
自分の感覚的にはもう少し伸ばせたかもしれませんが、ジョイントマットが足りなかったので、サイズぎりぎりいっぱいまで伸ばしました。
もうちょっとマット買っておけばよかった、っていうのと、ベージュ1色のほうが模様はきれいに見えます、っていうのがちょっとした後悔のポイントです。
ブロッキングが終わったショールをトルソーにかけてみました。
実は編みあがったときの充足感が半端なくて、
「ブロッキングなんてもういいから明日からくるりと巻いて外出したい!!」
っていう選択肢もわたしの中では浮上していたこのショール。
でもブロッキングしてみて本当に良かったと思います。
編んでいるとき、模様が出来上がっていくようす、編みあがった喜び、間違えて編み戻るときの苦しみ(でも楽しい)、そのすべてがマットの上にショールを広げて、ピンを打っていく過程でならされた編み地が「びよん」と伸びた、あの瞬間のためにあったんだなぁってしみじみ思いました。
ブロッキングの工程も含め、本当に全部が楽しかった。
ショール編むの、本当に楽しいです。
次もじっくり、丁寧に、大切に編もう、そう思います。
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できたものデータ
■使った糸
毛糸ピエロ フォンテーヌ 05「アンティークゴールド」
8玉と少し使用
■針
ニットプロ 付け替え輪針(シンフォニーウッド)8号80cm、100cm
■レシピ
こちらの本から
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