ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

ANDYを編んでいます

今、編んでいるものの記録を。

先日、実家のクローゼットの奥から発掘された毛糸が送られてきました。

5年以上前に廃番セールで山のように入手した、ハマナカのソノモノロービングです。
ウェアを編むことなんか夢のまた夢だった当時、安さにつられて?買ったものの、どう使っていいのかわからず…
昨年の引越しの荷造りの時にはその存在すら忘れ去ってしまっていた糸です。

素材は、ウールにアルパカ、麻とラミーまで入っているやや野性味のある感じの糸。
実際編んでいると藁?繊維??が時々出てきます。
ロービングヤーンなので、撚りが甘く、編地はまぁまぁ軽い印象。
玉の状態ではグレーっぽく見えたんですが、編んでみるとブラウン??

f:id:mkawa_a:20190827193606j:plain

で、20玉あるこの毛糸をどうしてやろうかと考えていましたら、
「そういえばこの糸で編んでいる方の投稿をRavelyで見たことがあるなぁ」
ってふと思って、いきなり編み始めました、Junko OkamotoさんのANDY。

Junkoさんのパターンを編むのは初めて。
彼女がデザインするセーターには緩めのデザインの中に緻密に計算され尽くした美しさがあると思っていて、ずっと編んでみたいと思っていた憧れのデザイナーさんの一人です。

このカーディガンはネックからスタートして、増目をしながらラグランのラインと襟のラインを作っていきます。
個人的にはこの襟のラインが秀逸だと思っていて、パッと見た感じ目立たないんですが、遠くから見ると何とも言えない存在感があります。

f:id:mkawa_a:20190827194917j:plain

袖と身ごろを分けたら、少しずつ減らし目をしながらボディーのラインを作っていきます。
袖はドルマンスリーブで、たっぷりとした肩口のラインから減目で袖のラインを作ります。
ラグランのラインが大きめなので、袖は短めでも充分。
それから長めのリブがかわいいです。

このカーディガン、丈はロングとショートから選べます。
私は、丈をどちらにするか決めかねていたので、袖分けの後でとりあえず袖を1本編んでみました。

f:id:mkawa_a:20190827194523j:plain
袖に腕を通してみた印象ではそこまで重い感じではなかったのと、糸をできるだけ使ってしまいたいので、道のりは長いですが、ロングバージョンで編むことに。

f:id:mkawa_a:20190827194222j:plain

今、10玉めまで編み終わって、身ごろがあと40段くらい、というところまで来ています。

f:id:mkawa_a:20190827194806j:plain

インにパーカーや厚手のスウェットなんかを着れる、たっぷりしたニットコートのようなカーディガンを目指そうと思います。