奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 主催定期公演 ローリングサンダーレビュー~人類史上最高のロックショウ~@梅田シャングリラ
2016年2本目のライブは、シャングリラでのトラベルとSOILの対バン。
ゲストが発表になった瞬間に、こりゃあ売り切れるわ!って思ってすぐにチケットとって正解でした、安定?のSOLD OUT。
地味に去年の5月ごろから観れてなかったトラベルと、何年か前のボロフェスタで観て以来だったSOIL。
シャングリラのあの赤い緞帳とシャンデリアが、どちらのバンドもよく似合ってました。
どちらのバンドでも、ラッパと鍵盤の音にひっぱられるように、揺れて踊った、そんなライブでした。
入場時に「お目当ては?」って聞かれて「トラベル!」ってなーんのためらいもなく答えたけど、本当は「どっちも!」って答えたかったんだようwww。
奇妙くんとのちゃんとした?対バンは初めてだというSOILの社長。
「奇妙礼太郎って天才だと思います。
どんなサイズのハコでも、どんな会場でも、自分の空気に(お客さんを)染め上げて、惹き込むことができる、本当にすごいと思います。」
って話してました。
その通りだと思います。
それから、いつもいつも私をウキウキさせてくれる、奇妙くん。
いったん閉まった緞帳が開いて、バンドが音を奏でて、奇妙くんが文字通り飛び出してくる。
このバンドを観はじめてから何度となく観てきた光景。
でも、いつもその瞬間はどきどきして目の奥が熱くなる。
奇妙くんが楽しそうにギターを弾く。
めんどくさそうにMCをする。
引きしぼるように歌声をつむぐ。
その姿にはやっぱり引きこまれる。
序盤、「どばどばどかん」とか「タンバリア」とか3曲くらい一気にやって。
そのままの流れで「SWEET MEMORIES」に移行しようとした瞬間の奇妙くん、
「ちょっと…休まへん??
何そんなに急いでるん?なんかある?
子どもでも産まれるん??
金曜日ですよ?そんなに急がんでええやん」
そこから、一人でワンフレーズ歌って、バンドがそれに合わせる。
たまらん流れでした。
気がついたら視界がにじんでた。
こういうちょっとアドリブ的な部分を観るたびに思うことがひとつあって。
このバンドほど「生の音」の魅力に満ちているバンドも少ないと思います。
今回、卒業ツアーと定期公演の最終回が発表になって。
もしかしたら、このバンドが出す生の音と歌声に引きずられるように熱くなる思いを、あと何回かしか体感できないのかも知れない、って思ったら涙が出てきた。
それからバーカウンターの上で歌った「愛の讃歌」。
お客さんが全員バーカンのほう(つまり後ろね)を向いてたのでちょっとセクマシのライブみたいでした。
どうやら最近あそこで歌うのがお気に入りみたいですwww。
金曜日だよ?っていうその言葉通り、たっぷりやってくれました。
「あ、もう1時間経った…」
って奇妙くんがボソっとつぶやいてから、さらに5~6曲はやってたんじゃあないかなぁ。
なんたって終演が22時過ぎ。
終わってハコの外に出て「楽しかったぁ!!」って時計見てびっくりwww。
こんなびっくりなら、何回でも体験したいです。
それから、定期公演最終回のチケットも買いました。
最終回、って言葉は少し寂しいけど、うきうきしながら待っています。
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