ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

バッグに愛を詰め込んで。




今朝の新聞広告。
ハンティングワールドのチャリティエコバッグの広告です。
ボルネオ島に「緑の回廊」を取り戻すための活動にこのバッグの収益の一部が充てられます。

ボルネオ島では1990年代からアブラヤシのプランテーションの開発が急速に進んでいます。
アブラヤシから採れるパーム油は、スナック菓子なんかに使用されていて、私たちはその恩恵を受けて生活しています。
でも。
急速な開発によって、本来の野生動物の保護区は分断化され、野生動物は個体数の減少だけでなく、遺伝子の多様性が失われているのもまた現実。
その分断された熱帯雨林を「繋げる」べく始まったのが、「緑の回廊計画」です。
具体的には、森と森を分断している土地を買い取って緑地化を進め、野生動物が往来できるスペースを確保することを目指しているそうです。

このブランドのシンボルマークはゾウ。
知らなかったのですが、「牙のない仔象」をモチーフにしていて、これは自由と蘇生のシンボルであり、幸福のしるしでもある。
ブランドの創始者の方が長年アフリカに住んでいたとかで、シンボルマークには彼のアフリカに対する愛と敬意が込められているそうです。

正直言うととこれまでちょっとヤンキー?成金?的なイメージを持ってしまっていたブランド。
今日の広告を読んで、HPにアクセスしてみてちょっとイメージが変わりました。
「このバッグの柄、カワイイ♪」
からスタートするチャリティ。
スタートするお買い物。
大いにアリだと思います。