ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

想う壺音泉@大阪城音楽堂

JUGEMテーマ:LIVE! LIVE! LIVE!

明けて、6月19日、日曜日。
この日の大阪は天気予報では、雨。
朝起きた時点での天気予報は曇り。
雨が降るという予報はなかったのですが、念のために雨ガッパに折り畳み傘をウェストポーチにつっこんで、いざ大阪城公園へ。



だって、この日のイベントは昨年も大雨に見舞われたという、そんなイベント。
今回も、つい3日前まで天気予報は晴れだったのに、音泉の番台さんが、
「会場を雨の大阪城音楽堂から晴れの大阪城音楽堂に変更します」
ってtweetしたとたん、天気予報が雨に変わったという、そんなイベント。

という訳で。
大阪城音楽堂での想う壺音泉、参加してまいりました。
お目当ては、ビートモーターズとKING BROTHERS
でも、いろんな人たちのおかげで楽しく一日を過ごせた、そんな記録です。

この日はFM802のDJ、土居コマキさんの番組の10周年をお祝いするイベントでした。
さっきも書いたけど、昨年はどえらい大雨だったそうで。
それにちなんでみんな雨が降ることを期待??はしてないけど、雨が降ったら降ったでそれをちゃっかり楽しもうという雰囲気の見えるゆるいイベントでして。
開演前にコマキさんのMCで、
「せっかく雨具用意してきたのに、っていう方のためにかかり湯コーナーを準備しています」
だって。しかも、
「どうやってかかり湯したらいいかわかんないって方のために、一番手のアーティストが見本を見せてくれます!!」
…ってそれビートモのことじゃん(笑)。

という訳で。
フツーに客席の一番前に現れたビートモのメンバー、鹿野さん→木村さん→ジョニー→秋葉くんの順でバケツの水をかぶって、ステージへ。
「ちくちくちく」でライヴスタート。
そりゃヘビーローテーションですからね、当り前ですわ。
「野外はなんだか空に引き込まれる感じがしてとても気持ちいい」
みたいなことを言ってはりました。
「素晴らしいね」では、ステージ脇のスピーカーによじ登る秋葉くん。
そのスピーカーの上でいつものへんてこな動き。
それだけでもおかしいのに、降りるときはスタッフさんに助けられながらめっちゃ丁寧に降りてました。
おそるおそるっていう表現がまさにぴったり。
最後にやった新曲のguitarっていう曲、いい感じだったなぁ、野音によくあう雰囲気の曲だったと思います。

続いてアナログフィッシュ
初めて聴いたのですが、聴いててとてもキモチのいい音で。
でもそのメロディにのっかってる歌詞がけっこう刺激的で。
マイミクさんがオススメしてくれてた、アンセムがかっこよかった。
それから、この曲。


なんていうか、ヒトミミボレ。
今年の夏、どっかのフェスでも一回見れたらいいなぁって思います。

続いて、peridots
スタート前にちょっとだけだけど雨が降ってきて。
あわててカッパを着るも、すぐにあがってホッとする。
開始前、ステージ前にお客さんがわらわらと。
よかった、ここってスタンディングゾーンに使えるのね、キンブラをイス席で観るってありえないからちょっとほっとしました。
マイミクさんイチオシのperidots
めっちゃうまい。
歌声が沁みこんでくる感じで、なんとなくなんだけど、聴いてたらやさしくなれるような、そんな気がしました。
「雨があがって良かったです、危うく雨男のそしりをうけるところでした」
だって、カワイイ。

お次、星野源
ステージ前のスタンディングエリア??が人でてんこ盛りになってびっくり。
源ちゃんすっごい人気なんだねぇ。
キーボードがレキシのイケちゃんでした。
もっふもふのアフロちゃん。
体系的にもアフロのサイズ的にもイケちゃん>モビーな感じで(笑)。
MCがめっちゃ面白かった。
堀内孝雄の、
「サンキュー!!」
と、
「アリガトウ!!」
について語るくだりで腹筋がちぎれるかと思いました。

そして、ロストエイジ
相変わらず、苦虫をかみつぶしたようなロック。
センスいいなぁって思うし、カッコいいなぁとも思うんだけど、このバンドの音には今一つ乗り切れない自分がいます。
なんでなんだろうなぁ、でもすっごいいいバンドだと思う、それは確かです。
途中で五味さんが、
「1曲削って言わせてほしい、いや言わないかん」
って、そこからちょっと重いお話が。
8月3日にミニアルバムを発売するロストエイジ
その、未発表の音源が、違法ダウンロードサイトにアップロードされてしまったそうです。
五味さんは本当に悔しそうでした。
その、悔しさを一生懸命言葉にしようとして、でも上手く言葉にできない位悔しいんだってことが伝わってきた。
引き絞るように言葉を紡ぐ五味さんの姿がとても悲しくて印象的でした。

ロストエイジが終わり、下がる人と入れ替わりで最前列へ。
そう、お次はキンブラ
マーヤにかぶりつきのポジションでキンブラ
セッティングの時にたばこをくわえて出てきたマーヤ、スタッフさんに、
「禁煙なんで」
って煙草を取り上げられる。
それをみて笑ってたら、マーヤと目が合って、にやりと笑われて、キュン。
マーヤ、赤いパーカーを着てたんですが、そのパーカーのポッケの膨らみ方が尋常ではなく(笑)、
「あれ、何が入ってるんだろう」
って友達としゃべってたら、またまたにやりと笑われて、きゅんきゅん。
鼻血出そう(笑)。
そして、キンブラがスタート。
ハンパなく、かっこえぇぇぇ!!!!
やっぱりまちがいねぇぇぇぇ!!!!
イス席で観てた人から後で聞いた話では、マーヤがステージ上から手招きしたとたんにわらわらわらわらとびっくりするぐらいたくさんの人がステージ前に集結したんだとか。
確かに途中から押しとモッシュがやってきて急激に暑苦しくなったなぁ(笑)。
マーヤがステージから跳び下りて、客席に乱入したとたんに、どこにこんなにいたんや??って思うくらいスタッフさんがわらわら飛び出してきてちょっとわろたです。
特にワタシたちがいたマーヤ前のスタッフさんの数は半端なくて。
でも確かに柵はプラスチックの簡易の柵だったし、危ないですわな。
「マッハ俱楽部」では飛び出すマーヤをガッツリ支えました。
飛び出す時にマーヤがワタシの手を握ってくれてホントにキュンキュン。
周り女子ばっかりやったから正直しんどかったけど、ホントにカッコよかった。
「裏切られることもあるかもしれない!!」
「ボタン一つでできる音楽なんてない!!」
そんなことを言ってたと思います。
五味さんの違法ダウンロードのお話にかけてのMCだったと思うんだけど、距離が近すぎてはっきり聞こえませんでした。
でも壮絶で、壮観だった、それは確かだと思います。
そして、ニシノミヤコール。
バンドの名前は覚えんでもいいからニシノミヤっていう地名を覚えて帰れとか言ってたかな。
いろんなものをため込んではきだして。
キンブラのライヴはいつだって迷いがない。
マーヤの言葉はいつもまっすぐでシンプルで、そして迷いも嘘もなくて。
それはキンブラの音楽にも言えること。
だからこそ彼らのライヴはハンパなくカッコいいのだと思います。
8年振りのメジャー復帰、少なくともワタシは何の不安もなく楽しみにしています。

そしてラストはbonobos
スタンディングゾーンからは下がってイス席に戻って観たのですが、楽しかった。
初めて聴く曲ばっかりだったけど、何ていうかハッピーになれる音。
ホーンがもうちょっと目立ったらもっと楽しいのかなって思います。
最後は一緒に跳んじゃいました。
ホントに楽しかった♪
ヴォーカルさんの帽子がもふもふでちょっと暑そうでした(笑)。

イベントの締めはマーキーさんとbonobosのヴォーカルくんがサプライズで出てきてコマキさんにお花とくす玉を。
くす玉には「人生現場処理」って。
最後はコマキさんの泣き笑いと、みんなの大きな笑いで締めくくり。
ホントに楽しくてハッピーな1日でした。
このイベントが行われたことと、ステキなライヴを見せてくれたバンドたち、それからこの楽しい1日を一緒に過ごしてくださった方に感謝します。
本当にアリガトウございました。



さて、次回。
6月25日土曜日。
難波BEARSでのヨコロコバンドのライヴに参加です。
80席限定、ソールドアウト。
しかも6月唯一の前さん←そこかよ。
楽しみです♪