MOON STRUCK jamboree2013@服部緑地野外音楽堂
2013年7月20日、土曜日。
この日はこの夏2本目の野外イベントのため、服部緑地へ。
浪速のスカバンド、DOBERMANが2年に1回主催しているイベントに参加してきました。
暑くて暑くて、楽しくて。
1日中笑ってた気がします。
1日中踊ってた気がします。
そして、帰り道では軽く熱中症にかかったらしく、偏頭痛に見舞われまして。
もう、若くはないということですw。
この日は朝9時ごろに家を出発、服部緑地を目指します。
ちなみにいでたち的には、マキシワンピを選択。
会場がコンクリだってことと、フェスの雰囲気から選択したいでたちですが、まぁまぁ正解だったかと。
パンツで行くよりは涼しかったのではないかとなどと思っとります。
それにしても、新大阪から緑地公園って意外と近かったのね、御堂筋線のって一息ついたらもう着いちゃった。
公園の入り口では前回と同じような案内板がお出迎え。
音楽堂の入り口では前回と同じフラッグがお出迎え。
また会えたね、とてもとてもうれしいよ。
それから前回はいなかったタイプの顔抜き看板がお出迎え。
ちなみに入場ゲートのこのフラッグ、開場直前に手作りの"3"を付け足してはりました、かわええっ!
このフェスのためにDOBERMANのメンバーは総出で手作りで子どもたちのためのおもちゃを作ったり、フラッグを手刷りしたり、しおりを手作りしたりしてたんだそうで。
会場内は何とも言えないいい雰囲気。
それから、ワタシはこの会場の屋根の雰囲気とかが大好きで。
特に上から見下ろした感じは建造物フェチのココロをくすぐります。
いつかこの会場でフラカンのワンマンを観たいなどと思う訳ですよ、こりゃ。
ま、そんなことは置いといて。
整理番号通りに入場して、その時点での日陰の席をキープして、とりあえず腹ごしらえ。
焼きそばができ上がるのを待ってる間に、開会宣言がスタートしてしまいました。
DOBERMANのメンバーが出てきて、それからうしろのドラムセットにはなぜかトモフがw。
もいっかい言います、なぜかトモフがww。
何でも、春にあったCAPITAL RADIOのイベントでDOBERMANの面々と意気投合したらしく、急きょ開会宣言を担当することになったらしい。
タカシさん「撮影、録音は禁止です」
トモフ「ドコドン!!」
こんな感じでした。
その後で、ギターを持って、いきなり
「青春ごっこを今も~♪」
って歌い出す。
…そんなアナタ、人の一番お高いフンドシで相撲取るようなマネをwww。
最後は圭介さんも出てきて、
「生きててよかった~♪」
あぁ、最初っから腹筋取れそうなくらい笑ったw。
続いては、オールディックフォーギー。
ちょっと民族的な感じのする、自然にカラダが動き出す、そんな音と少し刺激的な歌詞で。
それにしても、ヴォーカルさん、何とも言えない雰囲気でして。
「職質されてライヴに遅刻してきたことがある」
って納得。
でも、きっといい人だよ、あのひと。
続いては2年振りの赤犬さん。
セッティングの時からずっと笑ってた気がするw。
前回はその前に観たときとのギャップにビビったんですが、今回は2年前から何ら変わってませんでしたw、でも安心感、ゼロw。
あ、キラキラのボーカルさんのオナカが2年前より明らかに出てたと思うw。
今回はコーラスの青犬さんが2人に減ってる、って思ったら、
「どうしても抜けられないカラオケ大会の審査員の仕事があって」
欠席なんだそうです、何だそれw。
あと、宇宙一のヒットナンバーの時の青犬さんの全身タイツが経年劣化で薄くなってて、おケツのあたりとかちょっと透けてて、目のやり場に困りましたww。
続いての登場はカジヒデキくん。
…っていうか赤犬さんの次にカジくんとか、ハッキリ言ってカオスです。
カジ君、かわいかったなぁ、アシメントリーな麦わらがとってもとっても似合ってました。
それから、やっぱり半ズボン。
今回初めて気づいたんですが、その半ズボンから伸びる脚が案外しっかりした、筋肉質のオミアシでして。
それから案外アクティブに動きはる。
前回観たときはリディムのタイチくんと一緒だったから、アクティブでも違和感なかったんですよねw。
持ってたギターについてた白い擦れたような跡のコトを、
「前回、このイベントに出たときにテンションあがって思いっきり弾いたら傷がついちゃったんです、それくらい楽しかったんです」
って言ってました、今日もそれっくらい楽しいんだね、よくわかる。
あと、ラッパ好きとしてはフルートよりラッパの方が好きです。
そして幕間い?に執り行なわれたのがスイカ割りw。
すでに割ってあったと思しき真ん中に線の入ったスイカwがステージ中央に鎮座。
そして、赤犬さんとDOBERMANのケンちゃんが出てきてのスイカ割り。
でも赤犬さん、登場して自分の立ち位置に移動するまでの間にピアノ線引っ掛けてスイカ割っちゃったw。
だもんで、見なかったことにしてやり直し…のはずが、赤犬さんとケンちゃんがチャンバラごっこやってる間にカジ君がこそこそっとギターを片付けにやってきて、スイカを割ってしまうというw。
このグダグダした演出、たまりませんwww。
そして、半分に割れたスイカの片方はカジ君に、残る半分がなぜかワタシの隣にいたお友達のもとへww。
前さん側のステージの隅っこにスイカ(しかも半分に割れている)が置かれた、カオスも極まった状態でフラカンがスタートします。
「ずっと自分たちのイベントに出て欲しいと思ってた」
ってタカシさんがフラカンのコトを紹介してくれた。
それだけでワタシは胸が熱くなって。
そして、いつも通りニワトリが鳴いて、フラカンのスタート。
オープニングはいきなりの「深夜高速」でした。
開会宣言がデジャヴのように頭の片隅をよぎる、深夜高速。
「煮込んでロック」の時かな、前に出てきた前さんからスイカを保護しておりましたら、曲終りに前さんがピックアップしてくれて、ドラムセットの隅っこにスイカが鎮座した状態でライヴが進行ww。
シュールだ、シュールすぎる。
この日のフラカンはガッツリフェス仕様のセットリスト。
こういうセットリストのフラカンを観ると、あぁ、フェスのシーズンだなぁって意味もなく思います。
とても楽しかったし、この日の「ロックンロール」はとてもとてもよかった。
それから、初めて聴いた新曲がすごく良かった。
これからライヴで演奏されてどんな風に化けていくんだろう、それがすごくすごく楽しみになるような、そんな曲でした。
ラスト、盆踊りの時にはDOBERMANの面々やらカジ君やらがも出てきてみんなでヨサホイ。
カジ君のヨサホイが微妙に腰が落ちてて腕が上がってなくて、何かおかしいって思ってたら、やっぱり圭介さんから、
「それじゃあドジョウすくいだよ」
っていうツッコミが入っててわろたです。
MCは何ゆうてたかなぁ。
最後の方でスイカにかぶりついた前さんに圭介さんが、
「あ~あ、直接食べちゃった。
グレート菌は3秒で回っちゃうから…」
とかゆうてたか。
あと、後方のキッズエリアから子どもの咆哮?が聞こえてきてて。
前さんが「子どもが泣いてる」
って言ってるのに、圭介さんはずっと
「蝉が鳴いてる」
って言ってて、かみ合わない具合がすっごい面白かった。
圭介さん、耳栓してるから子どもの声は聞こえなかったのかなぁ…。
何にせよ、後ろで子どもが、
「イヤーーーーッッ」
って叫んでて(たぶん嫌だったんじゃあなくってただ叫んでただけだと思います)、
「そんなにこの曲がイヤだったか」
って半ギレになってる圭介さんが面白かったですw。
翌日は大分でのイベントに出るため、当日中に移動するというフラカン号を見送って、客席でのモンパチ。
…久しぶりに観たけど、楽しかった!!
[LIVE] MONGOL800 - Don't Worry Be Happy
いきなりコレやられたら、フロアもわちゃわちゃなりますわ。
…しかしキヨサク、2.5倍くらいまで成長してるんじゃあなかろうかww。
もちろん、ワタシもスタンド席で踊りまくりました。
「What a Wonderful World」も良かったし、初めて聴いた「ラブソング」もすごく良かった。
オトダマで観るのを楽しみにしています。
そして最後はフロアに移動してのDOBERMAN。
この日一番踊った。
いきなり「朱い太陽」でスタート。
これ、ワタシにとってはまさにキラーチューンで。
「楽しいことしかしたくない、みんな楽しんで!!」
そう言うタカシさんとホーンの音に引っ張られるようにカラダが動く。
そして、
「震災があって、石巻に壁画を描きに行った時に寝袋の中で書いた歌です」
って紹介された、「メメント・モリ」。
「音楽にはパワーがある」
と繰り返し、確信をもってワタシたちに語りかけるタカシさん。
踊りながら何度も何度も泣きそうになった。
彼らのぶれない思いと音はきっとみんなにパワーをくれる、そう思います。
アンコールは「マンジャ」。
撤収の準備をしようといったんスタンドに戻ってたけど、はじまった途端にまたフロアに飛び出してしまった。
それっくらい楽しくて。
頭痛がしてたけど、そんなことお構いなしに踊り散らかして、ライヴは終了。
梅田まで戻って、ゴハンを食べて帰宅となりました。
最後にこの日のアリガトウ。
まずは一緒してくれたお友達たちに。
暑い中ご一緒してもらって、本当にありがとうございました。
それから、出演バンド、特にDOBERMANに。
暑くてアツくて、奏でられる音はギラギラしてて野望と欲望に満ちていて。
でも、すごく温かくて優しい。
シチュエーションも音も風景も何もかものバランスがこんなにいいイベントはそうそうありません。
また、2年後、あそこで会えることを楽しみにしています。
その前に、今年のオトダマに出てくれませんかねぇ、泉大津で観る彼らもきっと格別だと思うんだけどなぁ。