フラカン22周年祭 ~ゾロ目だョ全員集合!~@日比谷野外大音楽堂
4月16日土曜日。
東京は晴れ。
そして、全国から聖地に集まるフラカンを愛してやまない人たち。
もちろん、ワタシもその中の1人。
というわけで。
12月のAX(行ってないけど)で発表になってからうずうずうずうず楽しみにしていた、野音でのフラカンライヴ、いよいよ当日を迎えました。
思えば、2006年のゴールデンウィークに清志郎さんを観に来て以来の野音。
なんだろう・・・遠い道のりをやって来たような、帰って来たような、そんな何とも言えないキモチです。
入場の列に並びながら、野音に来れたことに感謝して。
そして、こんなにたくさんの人がフラカンを待って並んでることに感激して。
入場して、その足で物販に並んだんですが、並んでる間にふと後ろを見ると、
物販では、野音の限定Tシャツとタオルを購入。
今回初めて作成されたというパンフレット、買ったらあまりのサイズのでかさにビックリ。
旅行用のバッグに入れて京都まで持って帰る間にひしゃげちゃうんじゃあないかと、トートバッグも購入。
バッグはパンフがぴったり入るサイズで、してやられた感満載。
でもカワイイから許そう(笑)♪
よくよく考えたら、指定席でフラカン観るの初めて。
4列目なんだけど、実質2列目の前さん側でした。
…自力だよ、でも、ヘンタイパワーだよ(笑)。
開演前のアナウンスで、
「地震があった場合、公演を中断、もしくは中止することもあります」
って言ってて、あぁ、自分は今東京にいるんだなぁ、って改めて実感。
東京まで来るときも、地震の影響で新幹線が新横浜の手前で停まったりして、何だか緊張したのを思い出しながら、開演を待ちました。
そして、いつものSEで、開演。
衣装は、圭介さんが星柄ドットのシャツ、前さんがデニムのオーバーオール、竹安さんがカーキ系のチェック?のネルシャツ、ミスコニがオレンジのつなぎだったかな??
みんなイイ顔してる!!
ライヴはM.R.Iでスタート、いつもどおりのフラカンのステージが続きます。
ロックンロールスターダストが終わり、ステージのそでから奥野さん登場!!!
ピンク?系の柄シャツに黒のパンツ、茶髪にグラサン。
ステキ!!!!
ある意味メンバーよりキマッてます(笑)。
ちなみにグラサンはメンズビギなんだそうで…、でも前さんみたいになりたいんだとか。
なんだかなぁ(笑)。
奥野さんの鍵盤の音が加わって、ライヴで聴きなれた曲の表情がガラリと変わります。
なんていうか…音にまろやかな感じが加わって、くれていく日比谷の空と何とも言えないコントラスト。
中盤、雲の形から、静かにたたみかけるようなパート。
空も音も空気もやさしくて、力強い。
それがワタシの涙腺を直撃します。
虹の雨上がりから日々のあぶく。
日々のあぶくの最後、
「忘れるな、忘れるな 忘れない」
っていう部分がワタシに刺さる。
それから、ライヴで聴いてみたいと思ってた春色の道。
どんだけ緩いねん、ワタシの涙腺。
時間はあっという間に過ぎてしまって、気が付いたらメンバー紹介。
え…もう???って感じ。
そこからエンディングまでノンストップで踊りつづけて、本編終了。
ラララとか恋をしましょうとかホントに楽しい。
どうしたらいいのかわかんないくらい楽しい。
で、アンコール。
いきなり深夜高速でスタート。
染みた。
本当に染みた。
いろんなところで聴いたけど、あの場所で聴いた深夜高速は、きっと特別な意味があったんだと思います。
元少年の歌をはさんで、照明が暗くなって。
圭介さんがうずくまって、元気ですかの出だし。
冒頭の部分を聴いただけで涙腺が崩壊しました。
自分が落ち込んでいたときに良く聴いていたこの曲。
野音で聴けるとは思ってなくて、それから、ワタシ自身のパーソナルな理由だけではなく、この曲をやってくれたことがすごく嬉しかった。
そこから、踊りまくりの2回目のアンコールをはさんで、トリプルアンコール。
「最後にもう1曲だけ」
って言って、奥野さんがアコーディオンを持って、東京タワー。
この曲も、あの日、あの場所で聴けたことに感謝したい1曲でした。
虹の雨上がりのあと、
「以前は2年とか3年に1回くらいしかやってな方けど、この曲は震災のあとのライヴでは必ずやってる。
14年くらい前に作った曲で、とくに震災を歌った歌ではないんだけど、これを歌うと自分たちも元気になれる」
って言ってた圭介さん。
今回の震災のあと、ワタシの中ではそういう曲が増えていて。
いろんな歌がいろんな意味を持ってワタシにいろんなことを問いかけるようになって。
ワタシの中でふくれ上がったいろんなものが涙になったんだと思います。
アイムオールライトでは、
「東京、オールライト!!」
「日比谷、オールライト!!」
「ニッポン、オールライト!!」
って絶叫する圭介さん。
元気ですかで、未来のニッポンに、
「元気ですか」
って問いかける圭介さん。
ホントにみんなみんなステキだった。
ライヴ中、何度も空を見上げました。
空気が悲しくなるくらいキレイだった。
後ろを見たら、ステキな顔がそろっていた。
発表になった当初は、まさかこんな状況の東京に来ることになろうとは思いませんでした。
まさか、こんなに色んなキモチの揺れや迷いや葛藤を持って東京に来ることになろうとは思っていませんでした。
フラカンのメンバーも、集まった私たちも、きっとみんなそれぞれがいろんな思いを抱えてこの日を迎えたと思います。
みんなにとって、あの時、あの場所で聴きたかった曲、歌いたかった曲がつまったライヴ。
本当に最高のライヴでした。
あそこに集まった全部の人たちに、来れなかったけど、野音に想いをはせていた人たちみんなに感謝したい、そう思います。
さて、次回。
1週間後の4月23日。
KYOTO MUSEでのスクービーに参加です。
踊って回って、楽しんでこようと思います。