MOROHAⅢ RELEASE TOUR MOROHA@神戸太陽と虎
先日記事を書いた嵐電でのライブのあと。
2017年1月15日日曜日の2本目のライブですはそのまま神戸に移動して、タイトラへ。
この日はMOROHAのリリースツアーなので、当然先攻はフラカン。
定番曲があんまりない感じのちょっと攻めてるセトリですごく良かった。久しぶりにロッキュンとか落ち葉聴けたの嬉しかったなぁ。
それから、きっとフロアにいたMOROHAを観に来た人たちの深夜高速に対する期待ってすさまじいものがあると思うけど、敢えてなのかなんなのか、深夜高速をやらないセトリも久しぶりでした。
でも、わたしはフラカンのこういう天邪鬼感が大好きです、だってわたしも天邪鬼だもの。
圭介さんがMOROHAのアフロくんが出した本のことをベタ褒めしてて、でも例によってコトバが多すぎて着地点が見えなくなったからか、たまりかねた?前さんが「初めて観た人、この人何言ってんだろって思わないでね、これで普通なんで、一言で済むことを5分くらいやるっていうね…ボーカル、鈴木圭介!!」っていきなりメンバー紹介やってて噴きました。
それからメンバー紹介のとき、「2月も3月もなんだかんだで関西に来ます。今日は男の子も多いみたいだから、何なら俺とおんなじ格好(ハダカオーバーオール)で来てくれてもいいです」的なことを言ってた前さんが可愛かった。
やっぱりぬくぬくしてない場面でこのバンド観るの好きだわ、って改めて実感しました←ほーらやっぱり天邪鬼。
後攻のMOROHAを観るのはたぶん1年ぶりくらい。
無駄の全くないスタイルから吐き出されるコトバの渦に飲み込まれそうになった。
背筋を伸ばしてしっかり受け止めないと流されそうになる、そんな波でした。
「フラワーカンパニーズが大好きだから、負けたくない。お客さんにも負けたくない。でも、1番負けたくない相手は、俺だ。俺は俺に負けたくない」
って言い切ったアフロくん。
「フラワーカンパニーズは東京タワーみたいになりたいって歌ってた。東京タワーはいつだって誇らしげに空をぶっさしてるって歌ってた。
おれは寂しい時、悔しい時に、ヘッドホンでフラワーカンパニーズを聴きながら、フラカンみたいになりてたいって思ってた」
そんなことを言ってたかな。
何だか誇らしかった。
おこがましいんだけど、若いバンドマンがフラカンを大好きだと言ってくれるたびに嬉しいと思う気持ちがあって、でも、この日のアフロくんの言葉は格別だった。
フラカンとMOROHA、バンドとしてのスタイルもぜんぜん違うけど、根底に流れる「生命を燃やすコトバと音」はきっと同じなんだ、ってそう思ったイベントでした。
できれば同じくらいのサイズのハコで、また観たい組み合わせです。
あ、ちなみに圭介さんがベタ褒めしたアフロくんの本、ブラフマンのトシロウさんからは「2016年1番の時間の無駄遣い」って言われたそうです笑。
圭介さんとアフロくん、似た者同士なのかもね笑。
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