ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

broken jack socks を編んで、みんなで編む楽しさを思い知った件

おそらく、2017年私の中で一番だったプロジェクトはこれ。

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たまたまなんですが、ちょうど60足目の完成品になりました。

この靴下、ラップアンドターンっていう技法を使って作った三角形をつないで埋めるイメージで編む、パッチワークのような靴下です。

パターンはこちらの本かラベリーから入手できます。

Raverlyの人気パターンで編む靴下の本shop.amirisu.com

本の中でもトップクラスの難度だっただけあって、難解でした。

ラップアンドターンという技法についてはわたしは普段、靴下のかかとの丸みを作るのに使っています。

片足の靴下を作るのに行うラップアンドターンの作業は、多くて20回程度。

この靴下を編むにあたっては、そのテクニックを最初から最後まで繰り返すことになります。

しかも、ラップした目の整理編みも通常の2目1度だけではなく、3目1度や4目1度も行わないといけなかったり、ずっと前にラップした目を整理しつつ新しく目をラップしたり…となかなかのラップアンドターン地獄をさまよいました。

ミスをしてしまった時にリカバリーできないのもこの技法のトラップ。

(いや、ちゃんと編める方ならリカバリーできるのかもしれないんですが、私の技量では継ぎ目に開いた穴が大きくなる一方でした…)

編んではほどき、また編んではほどき…を繰り返して、ミスがなければ2足分か3足分は編んだんではないかと思います。

それだけに、できあがった靴下の愛おしさはまた格別。

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靴下編みにはまった当初から、いつかはこのパターンを編みたいと思っていました。

でも、一人ではなかなかスタートさせることができなくて。

そんな中、今回Instagramでつながったニッターさんからお誘いいただいて、この靴下を編む緩い集いに参加させていただきました。

糸選び(なんたって選ぶ色目で三角形の出方が全然違うんです)から、針選び(輪針で編むか短針で編むか)から、編んでる途中のアドバイスまで、いろんなことを共有したりお話したりしながら編むのはとても楽しくて、勉強になりました。

そして、「いつか編みたかった」靴下は「頑張って編める」靴下になりました。

みんなで編むとこんなに楽しい。

編み物って本当に奥が深くて楽しいと思います。

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できたものデータ
■使った糸 

Pro Lana SILVER SOCK

■針 KA 硬質 5本針短針(13cm)1号(2.4mm)

■レシピ

www.ravelry.com

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すずらんのショール~まずは練習編みから

というわけで。

先日「つまびらかに」記録します、って書いたからには本当につまびらかに書きますよ。

 

myblueheaven0106.hateblo.jp

 

編みます宣言をしてから2週間ほどは靴下はそっちのけでひたすら模様編みの練習をしていました。
なんたってレース編みはほぼほぼ初体験。
最近は2目1度なんて靴下のヒールフラップの処理とはきぐちの伏せ止めの時にしか使っておりませんで。

それなのにこんな大作に挑もうだなんて、なんて恐れ多いことをwww。

まずは編み図とにらめっこしながら、三角形がベースになったレース編みの模様編みAから。
編み図をしっかり見ながら編んでいたつもりだったんですが…
普段、掛け目のあるパターンをほとんど編んだことがないからか掛け目を忘れがちになってしまって、目数が合わなかったり、2目1度した目がキレイに立たなかったり…
を繰り返し、涙目になること数度。

「表、かけ目、2目1度…」
と呪文のようにぶつぶつ唱えながら何とかかんとか1模様形にすることができたのがこれ。

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これでも3か所ほど間違えていますwww。

練習編みに使った糸はこれ。

ピエロさんの福袋に入っていた糸で、シルク混でするする。
編みやすいんですが、なんしかわたしの好み的に色が微妙なので放置していた糸です。

模様編みAに関しては、かけ目が鬼門だったんですねwww。

ただし、掛け目は前段で忘れてしまっても、シンカーループを拾ってかけてしまえばどうにかなることに気づいてからは(邪道)、少しはスムーズに編めるようになりました。

でもね、これ本当に邪道ですからwww。

続いて、このパターンの醍醐味ともいえる模様編みB、通称?「すずらんパート」の練習です。

なんとなくかけ目に慣れてきたからか、少しはスムーズに編めるようになりました。

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このぽこぽこ、表から編むときに7目を編み出し増し目して、裏から編むときにその7目を1度に編むという、殺人的なテクニックで作ります。

このショールを編んだ方のブログを徘徊して、当初はかぎ針で引っ張り出していたんですが、コツがつかめてきてからはかぎ針は不要になりました。

続いて三國さん自らが「魔物が住む」とおっしゃっていたという模様編みD。

これ、本当に魔物が住んでます。

裏側を編むところからスタートするという初歩的なトラップに加え、裏側を編むときににもかけ目と2目1度が情け容赦なく続く、ひとところとして息をつくことができないパートで、何度も何度も編んではほどきほどいてはまた編んで、また間違えて…を繰り返しました。

で、何とか形になったのがこれ。

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それぞれのパートの練習ができたところで、本番用の糸での練習編みをしました。

本番用に選んだのはこの糸。

こちらの糸の「アンティークゴールド」という色を選びました。

模様編みBとDの間にガーター編みがメインの模様編みCがあるので、そこも含めた練習編み「なんちゃってすずらん」がこれ。

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この練習編みだけで1玉分編んでますwww。

ここまでで2週間以上、ようやっと459目の作り目に着手しました。

次回はそれぞれのパートのコツ…なんて偉そうなことは言えないので、引っかかりそうになったトラップなんかを紹介していけたらなぁ、と思います。

カメレオンカメラで編んだ赤いリブソックス

まだ昨年の編み物の記録です。

通算59足目の靴下はこれ。

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赤がベースのレトロな感じのボーダーの靴下です。

イタリアのソックヤーン、カメレオンカメラで編みました。
ベーシックな形のリブ編みソックスです。

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どうでもいいけど↑このフォルム、好きすぎ。

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一昔前のセーターにありそうなレトロな色合いもすごくかわいい。

この靴下は友人のもとにお嫁に行く予定。
(旦那さんの分、編むまで待っててくださいwww)

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できたものデータ
■使った糸 

カメレオンカメラ 色番04「ベーシックボーダー」

■針 addi メタル輪針 1号(2.5ミリ)80センチメートル

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
64目(片側32目)まで増やして、足底を約14.5㎝(約50段)まで編んでから足底の増し目。

足底を52目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップは表目とすべり目で交ハニカム柄に見えるように。

筒は50段まで編んで、履き口は2目1度しながらの伏せ止め。

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あけましておめでとうございます

新年のごあいさつが遅れてしまいました。

2018年もクツシタをはじめとして、ぼちぼちいろいろと編もうと思っています。

年末にインスタで流行っていたbestnineをやってみたのがこれ。

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みごとに靴下が並びました。

 

ちなみに?2017年に編んだ(完成した)ものはこんな感じ。

■靴下 27足

モグラソックス 3足

■腹巻帽子 2つ

■帽子(ベレー帽) 3つ

■おっぱいのあみぐるみ 4つ

■ねこ用セーター 1つ

■クリスマスボール 2つ

■ミトン 2つ

 

われながらたくさん編んだなぁ、って思います。

お友達からオーダーもらえたりして、緊張したけど、ありがたかったなぁ。

2018年はここにウェアを追加できるようにがんばります。

カメレオンカメラの新色を使って靴下を編みました

続いては今年の糸を使った靴下です。

たまりにたまった靴下の記録もあと少し。

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イタリアのカメレオンカメラという糸の新色を使いました。

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フェアファイルみたいな細かい柄がつぎつぎに現れる、とても楽しい糸でした。

手触りもとても柔らかくて編みやすい。

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柄合わせがほぼ完ぺきにできたのもポイント高し。

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この靴下に黒のマーチンの3ホールを合わせてはいたらすごくかわいいだろうなぁ、と妄想しています。

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できたものデータ
■使った糸 

カメレオンカメラ 色番22「オリエンタル」

■針 硬質輪針 1号(2.4ミリ)80センチメートル

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
64目(片側32目)まで増やして、足底を約14.5㎝(約50段)まで編んでから足底の増し目。

足底を52目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップは表目とすべり目を交互に入れました。

筒を35段、ねじり一目ゴム編みを15段編んで、履き口は2目1度しながらの伏せ止め。

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ジャノメギクのクツシタ

靴下57号はこれまたopalの古めのシリーズの糸を使いました。

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サンビタリア、和名はジャノメギクをイメージした色合いの毛糸です。

ちなみにジャノメギクはこんなお花。

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花言葉は「変わらぬ熱愛」なんだそうです。

この糸、確か梅村マルティナさんのお店で買った福袋に入っていたと思います。

で、毛糸だまの状態で眺めている時にはそんなにテンション上がらなかったんですが、編んでいると緩やかだけどとても美しい色の変化を楽しむことができました。

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花の香りが漂ってきそうな、なんともキレイな色合いです。

糸を玉の状態で見た時と編んだ時と、それから実際にはいてみた時。

それぞれで印象ががらりと変わるのもopal毛糸の楽しさだと思います。

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できたものデータ
■使った糸 

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できたものデータ
■使った糸 

Opal Blütenpracht 9112「サンビタリア」

■針 硬質輪針 1号(2.4ミリ)80センチメートル

 ■レシピ

Judy's Magic cast on 28目でスタート。
64目(片側32目)まで増やして、足底を約14.5㎝(約50段)まで編んでから足底の増し目。

足底を52目まで増やしたら、編みだし増し目とラップ&ターンでかかとの丸みを作る。
ヒールフラップはすべり目を入れてハニカム柄に見えるように。
履き口は2目1度しながらの伏せ止め。

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すずらんのショールに挑戦します

三國万里子さんの「編み物ともだち」から、超!のつく名作中の名作、「すずらんのショール」を編もうと思っています。
…いや、編みます←自分で自分に言い聞かせておかないとねwww。

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ことの起こりは先日、仕事の都合と相方に会うために上京した時のこと。
ずっと参加したかった、吉祥寺での編み会に参加してきました。
その時に、このショールのお話がでまして。


本屋で編み図を見ただけで尻込みしてしまって、本すら買えなかった、って話をしていたら、
「それならみんなで編もうよ」
っていうお話になりまして。

東京にお住いのメンバーはあれよあれという間に指定糸のオステルヨートランドの色選びに突入。
私は関西に住んでいる都合上糸の取りまとめには参加できなかったので、、糸は自前で用意して参加することに。

まずは本をネットで購入。

何回も何回も立ち読みしてる本ですからね、編みたいものが決まった今、迷いなんてありませんわよwww。
それから、編んだ方のブログとか一緒に編む方からのアドバイスを参考にしながら糸選び。

普段ネイビーとか黒のアウターが多いからベージュ系がいいのか、とかいやいやベージュを顔周りに持ってくると元来華やかではない顔がさらに悲 しいことになるんじゃないかとか、この時点で妄想が止まらなくなりまして。

それとおんなじくらい「つくり目459目の恐怖」だとか「魔物がすむという模様編みD」だとかに対する恐怖感もつのる www。

手がきついきついといわれている三國さんですが、とりあえず指定通りの8号の針を準備。

私だって手はきつい。

ケーブルも100㎝の予備を買い足しました。
でも届いた本を見たら80㎝って書いてるわwww。

あとは目数マーカーをこれまたたくさん準備して、スワッチを編んで模様編みの練習をしてからじっくり挑もうと思っています。

自分でも意外なんですが、人生初ショール(マフラーは何本か編んだことがあるけれど、ショールは初めて)、初三國さん。

どんな冒険が待ち受けているのか、わくわくが止まらない。


なので、このショールは編む過程をつまびらかに?記録していこうと思っています。

記録することも楽しもう。

そして、じっくり大切に編んで、長く使えるショールが完成しますように。