ユレテミヨウカ

大好きな音楽、ライブ、編み物の記録をぼそぼそつづります

ザ・ビートモーターズ「自由マン大接近ツアー」@十三ファンダンゴ

JUGEMテーマ:LIVE! LIVE! LIVE!

せっかく追いついたライヴレポ、またもや引き離されてしまいました。
ま、今月は仕方ないか、なんたって13本ライヴ行くんだから。

という訳で。
2011年5月14日。
ビートモーターズ、大阪での初ワンマンライヴ、行ってまいりました。
今月行く13本のうちの7本目でございます。



15時くらいまで実家の仕事を手伝って、地元を出発。
十三の駅で友達と合流して、会場を目指しました。
明るい時間帯にファンダンゴに来たの、はじめてかも。



ということでこんな写真を撮ってみました。
ディープでアングラな感じがしてなかなかにカッコいいです。
何回も来てるのに今まで気づかんかった(笑)、このカッコよさ。

整理番号は20番台後半。
番号通りに入場して、ベース側へ。
2列目くらいをキープして開演を待ちました。
ほぼ定刻にライヴスタート。
アルバムのオープニングナンバーでもある、メリーゴーランドからスタート。
正直言って、お客さん少ないんじゃあないかなぁって心配だったけど、パンパンでもなく、かといってすかすかでもなく…で、ちょうどいい感じでした。

このバンドのライヴはいろんな意味で衝撃を受けます。
秋葉くんの動きが面白すぎて面白すぎて、取るポーズが面白すぎて、2列目で笑い転げてゴメンナサイ。
秋葉くん、ホントに落ち着きのない子供みたいなパフォーマンス。
彼が動きすぎるとステージ上が散らかります(笑)。
でも、声が素敵。
このバンドを初めて見たときに、彼の声とヴィジュアルのギャップにびっくりして、それからなんていい声なんだろうって思ったのを思い出しました。

あと、MCのときの腰の低い感じがまた面白い。
だって、しょっぱなのMCが、
「ようこそ来てくださいました」
「大阪で初めてライヴやったのが2年ほど前なので、ワンマンができるなんて感動もひとしおです。
スッとした気持で帰っていただこうと思って、がんばります」
みたいな感じで。
「今、5曲やったんですけど、普段のライヴだったらこれで佳境ですからね」
そりゃそうだ、今回はワンマンだからね、まだまだこれからだよ。

車なのさの出だしで、曲を止めた秋葉くん。
ドラムの鹿野くんが曲を間違えたって言うんだけど、鹿野くんはかなり心外そうな顔。
実は間違えたのは秋葉くんでした、ってそんなこともあったけど、この日のライヴは公開録音されていて。
秋にあるツアーのときに音源を会場で販売するらしいです。
自分が行ったライヴの音源を買えるってちょっと嬉しいかも。
「もうお気づきかと思うんですが、ちょっと声が枯れてるんですが、関係ないくらい、今日解散してもいいってくらい頑張ろうと思います」
…いやいや、明日、名古屋がありますから!!!!!

で、ドラが登場する素晴らしいね。
この曲はかなりカッコいい。
間奏?っていうの、その部分でもかなり踊れる曲です。
秋葉くんがドラのばち?を準備した時点でテンションあがる。
あぁ、首が痛いなぁ、って思いながら踊る踊る。

そこからはライヴはノンストップ。
車でGOしたのさ
の間奏部分で、コール&レスポンスみたいなことをやったんだけど、そこでなぜかヨサホイが登場。
吹いた。
腹筋がちぎれるか思いました。
後で秋葉くんに、
「なんでよさほったんですか?」
って聞いたら、
「いや…コール&レスポンスと言えばグレートさんかなと思って、やっぱり。
…やってみたかったんです」
だって。
あぁ、やってみたかったんだ、いい先輩がいて良かったね(笑)。

そして、自由マンから恋がしたいで本編終了。
自由マンの入りの部分のギターソロはめっちゃ気持イイ。
恋がしたいも、ワタシが好きな感じの疾走感がある曲で、大好き。
この2曲の流れ好きだわ、ラストスパートって感じで。

アンコール。
聴きたいと思ってた、バラ色の世界をやってくれた。
震災の後、音楽雑誌のmusicaの特設サイトで秋葉くんがアコースティックでこの曲を歌ってて。
その動画を、いやなニュースや悲惨な映像を観たくないときに、ふらふらふらふらweb上を漂ってはよく観ていた。
観ては泣いてしまってた自分を思い出した。
イントロ聴いた瞬間に思い出してしまって、涙目になってしまいました。
はずかし(笑)。

アンコール、ホントは1回だけの予定だったみたいなんだけど(スタッフさんが1回バッテン出したし、客出しのSEも鳴り始めてた)、拍手は鳴りやまず、ダブルアンコール。
木村さんいわく、
「人生初のダブルアンコールです」
うれしそうでした。
そりゃうれしいだろうなぁ♪
9to5をやって締めとなりました。

秋葉くんの絞り出すような歌声と、骨太なんだけど、やさしくて温かい音がとても気持ちいいライヴでした。
このバンドはまだまだ荒削りだと思います。
ケーブルやらなんやらでステージ上が散らかっちゃった時とか、
だからこそ、まだまだまだまだ伸び幅があると思います。
これからどれだけ伸びてくれるのか、それは私にはわかんないけど。
でも、現在のビートモーターズの、現在のライヴ。
それは、とてもとてもいいものを観ることができた、と思います。

この日は終演後にもうれしい出来事がありました。
ライターの鈴木さんのお母様、玲子さんのお顔をちらりと拝みに行きましたらば。
「あら、あなたあの時の姫路の!!」
って、姫路でのスクービーとガガガの対バンのときにお話しさせてもらったことを覚えててくださって。
そこからしばらくお話させてもらいました。



玲子さんがtweetしてたピスタチオ色のマッチももらって、ご満悦です。
またライヴ会場で見かけたら声掛けてくださいね、って言ってもらえて本当にうれしい。

その後は、一緒に参加した友達と居酒屋で軽く打ち上げて終電で帰宅。
翌日は、名古屋で同じくビートモーターズのワンマン。
という訳で、次号に続く♪


怒髪天の増子さんがMCで取り上げていた(らしい)
動物病院のカンバン。
ワンコのどや顔と不自然な態勢のインコがたまらん♪
以上、オチにならないオチでした。